「パンダに続けー」ということか、“ゆるキャラ”も大流行。ゆるキャラとは、みうらじゅん氏の命名で“ゆるいマスコットキャラクター”の略。地方自治体や公共団体などお役所系が多く、例えば彦根城築城400年祭の「ひこにゃん」は滋賀県、平城遷都1300年記念事業の「せんとくん」は奈良県、カボス振興協議会の「カボたん」は大分県だ。
もはや、1県に複数のキャラクターがいるのもフツー。「ノルフィン」「ウォータン」「ミュートン」「ばいぞーくん」、こんなにたくさんのキャラクターがいる政令指定都市はどこか? 答えは川崎市。きっと市民でさえも全部は知らないに違いない。歳出はゆるくないはずだが、縦割り行政で制作してしまったのだろうか?
キャラクタービジネスは周辺を含めると4兆円の市場規模。日本人ほどキャラクター好きの国民は珍しいだろう。“ゆるキャラ”には誰もが否定できない魅力がある。なぜパンダ、なぜゆるキャラがいいのだろうか?
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