コラム
» 2009年06月25日 07時00分 UPDATE

郷好文の“うふふ”マーケティング:パンダキャラ、ゆるキャラが人気の理由 (1/4)

企業や地方自治体が展開する、パンダキャラやゆるキャラに癒やされる日本人。しかし、なぜ私たちはそうしたほほえましいキャラクターに癒やされるのだろうか? その理由を考えてみた。

[郷好文,Business Media 誠]

著者プロフィール:郷 好文

マーケティング・リサーチ、新規事業の企画・開発・実行、海外駐在を経て、1999年より2008年9月までコンサルティングファームにてマネジメント・コンサルタントとして、事業戦略・マーケティング戦略、業務プロセス改革など多数のプロジェクトに参画。 2008年10月1日より独立。コンサルタント、エッセイストの顔に加えて、クリエイター作品販売「utte(うって)」事業、ギャラリー&スペース「アートマルシェ神田」の運営に携わる。著書に『ナレッジ・ダイナミクス』(工業調査会)、『21世紀の医療経営』(薬事日報社)、『顧客視点の成長シナリオ』(ファーストプレス)など。2009年5月より印刷業界誌『プリバリ[印]』で「マーケティング価値校」を連載。中小企業診断士。ブログ→「マーケティング・ブレイン


 人はなぜパンダというキャラクターを愛するのだろうか?

 「中国 パンダの故郷を訪ねる」(近畿日本ツーリスト)、「みんな仲良しパンダ幼稚園」(日本旅行)などパンダ尽くしの旅企画はたくさんある。どれも集客がいいし顧客満足度も高い。パンダ繁育研究基地への訪問、生態観察、飼育ボランティア体験、パンダ抱っこまで、カワイイのを見るだけではなく、パンダと直接触れ合って癒やされるのがウケているようだ。

ah_go1.jpg 中国 パンダの故郷を訪ねる(出典:近畿日本ツーリスト)

 パンダキャラクターも数多い。スタンダードな「生茶パンダ」「たれぱんだ」、白黒反転の道産子限定パンダ「daNpa(だんぱ)」、高畑勲・宮崎駿コンビの『パンダコパンダ』。環境省の「黄砂ライダー」は黄砂注意報を出す。ソリッドアライアンスが発売した「ドクロパンダUSBメモリー」は“人造パンダ”である。2GBで3500円、フツーのメモリーの3倍の値段だが、それでも欲しくなる顔つきをしている。

ah_go2.jpgah_go3.jpgah_go4.jpg 生茶パンダ(左、出典:キリンビバレッジ)、たれぱんだ(中央、出典:SAN-Xネット)、daNpa(右、出典:daNpa PROJECT)

ah_go5.jpgah_go6.jpgah_go7.jpg パンダコパンダ(左、出典:三鷹の森ジブリ美術館)、黄砂ライダー(中央、出典:環境省)、ドクロパンダUSBメモリー(右、出典:ソリッドアライアンス)

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