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日経平均 | 9786.26円 | △82.54円 |
売買高 | 24億7612万株 | − |
日経平均先物 | 9770 円 | △40円 |
売買代金 | 1兆7047億円 | − |
TOPIX | 918.97 | △7.76 |
値上がり銘柄 | 583銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 425.03 | ▼4.47 |
値下がり銘柄 | 1023銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1164.11円 | △1.20円 |
変わらず | 94銘柄 | − |
騰落レシオ | 120.28% | ▼8.50% |
昨日の大幅下落の反動や円安などに反応し買い先行で始まるも持高調整の売りは続き上値の重い展開
米国市場も底堅く、堅調な展開となったことに加え、為替も円安に振れ、外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)も買い越しと伝えられたことから、堅調な始まりとなりました。先物主導ということでもなく、現物株の買い戻しや押し目買いなどで指数を押し上げ、先物の買戻しを誘って一時大幅高となりました。ただ、金融株や商社株、不動産株などは買戻しも交えながら買いが続いたのですが、非鉄株、ハイテク銘柄や自動車株の一角が円安にも関わらず上値が重く、先物のヘッジ売りなどもあってじりじりと上げ幅を縮小して前場の取引を終わりました。
後場も特に手掛かりのないなか、手仕舞い売りに上値を押さえられる展開となりました。先物に散発的にまとまった売りが出てその度に下値に突っかけるような動きとなりました。昨日までの持高調整がまだ続いているかのように、為替の動きなどに関係のないところで、前場の引け際と同じような動きが続きました。それでも引けを意識する時間帯には先物への断続的な買いや現物株へのまとまった買いも入り、堅調な引けとなりました。相変わらず目先の需給だけに振り回された感じです。
小型銘柄は週末の手仕舞い売りや見切り売りに押されて軟調となるものが目立ちました。指数は東証マザーズ指数は大幅安、二部株指数も軟調、かろうじて日経ジャスダック平均が横ばい、と言う状況でした。先物は朝方はおとなしい感じでしたが、後場に入ると先物が主導して小動きながらも右往左往する格好となりました。総じてヘッジ売りは多かったものの目先筋の売買が中心となっていたようです。
今週は最後までなんともちぐはぐな展開となりました。為替の動きに連動するでもなく、米国市場に反応するでもなく、結局は6月と言う特殊月の20日決算のファンドなどの動きが主体でそうした売り買いにディーラーなどが「乗る」格好で右往左往したものと思います。それでも底堅さも確認されたことで、来週からはもう少し素直に経済指標や為替動向に反応するようになるのかもしれません。週初に底堅さが確認出来れば戻りを試すことになるのでしょう。
基準線まで下落することなく底堅い展開となりました。大暴落とならない限り来週から基準線の上昇も見られ、騰落レシオやRSIが下げ足りないなど過熱感も見られるのですが、一方でストキャスティックスは底値圏に近く、移動平均線や基準線からの乖離も小さく、強含みの展開となって来るのではないかと思います。
戻りも鈍いのですが基準線にサポートされて底堅さは確認出来ました。RSIは下げ足りないものの、ストキャスティックスは底値圏に近くなっており、下値を確認しながら戻りを試すような強含みの展開が続くものと思います。
基準線を抜けて、遅行線も日々線を上回って来ました。ストキャスティックスは底値圏になっているのですが、RSIはまだ下値余地も大きく、まだ基準線の下値を確認する場面もあるのかもしれませんが、雲のねじれの日柄にあり、ここから一気に大きく動きが出る可能性もあります。円安方向に振れても円高方向に振れても大きな動きとなって、一気に1ドル=94円、あるいは100円といったまで行くのではないかと思います。
全面安の中で出遅れ感の強い内需株の一角が堅調
18日に5月の粗鋼生産が発表になり、4月以上に持ち直しており、底入れ感が出ていることを好感する動きとなりました。前日まで大きく売られたことの反動もあって大幅高となる場面もあったのですが、週末の手仕舞い売りや戻り売りに押されて最後は横ばいとなりました。
中国やインドで自動車用塗料の需要が持ち直し、経費削減工なども加わって業績改善が期待出来るとして大手国内証券が投資判断を引き上げ、大幅高となりました。
目先的な過熱感から売られ、いったん動きが止まると一気に手仕舞い売りや目先筋の売りがかさみ、大幅下落となりました。特に材料が出たわけでもないのですが、目先の需給に振らされる格好となりました。
韓国企業と共同でサウジアラビアで製油所建設を受注したと新聞で報じられ、業績上ブレを期待する買いが入り大幅高となりました。
為替が円安に振れたことや半導体BBレシオの改善などの好材料があったことに加え、昨日まで手仕舞い売りに押されて10%近く下落していたことから値ごろ感からの買いもあって大幅反発となりました。
関西電力(9503)とオーストラリアでウラン鉱山の事業化調査を開始すると報じられ、好感する買いが入ったことに加え、前日までの大幅下落の反動もあり、堅調となりました。
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