− | − | − |
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日経平均 | 9840.85円 | △87.97円 |
売買高 | 25億4361万株 | − |
日経平均先物 | 9830円 | △60円 |
売買代金 | 1兆7135億円 | − |
TOPIX | 923.03 | △8.27 |
値上がり銘柄 | 1248銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 435.85 | △10.66 |
値下がり銘柄 | 349銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1163.21円 | △1.33円 |
変わらず | 103銘柄 | − |
騰落レシオ | 124.23% | △3.63% |
米国株が大幅下落となった割りに持高調整の買いなどもあって堅調な展開
昨日に続き米国市場が大幅下落、為替は落ち着いていたものの寄り付き前には円高に振れ、外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)も売り越しと伝えられたのですが、寄り付きから持高調整と見られるまとまった売り買いもあって、底堅い堅調な展開となりました。寄り付きこそ軟調となったもののすぐに切り返す格好で堅調となりました。出遅れ感が強い内需関連銘柄の一角や電池関連銘柄を中心とした環境関連、次世代エネルギー関連銘柄などを物色する動きは続きました。
後場も売り先行で始まった後、すぐに切り返すといった朝方と同じような展開になりました。先物にもまとまった買いも見られ、前場の高値を上回る場面も見られました。業種別にどこが買われるというようなものは少なく、前場同様に持高調整の売り買いがあるなかで、買いが入るものが高いという状況でした。同じ業種内でもまちまちとなっているところを見ると目先の需給要因での高安もあったものと思われます。結局、引け際にもまとまった買いが見られ、指数は高値圏での引けとなりました。
小型銘柄も目先の需給や材料に振らされながら底堅い堅調な展開となりました。東証マザーズ指数は大幅高、二部株指数は堅調、日経ジャスダック平均は小幅高と、目先の需給に振らされるものが多かったようです。先物も散発的にまとまった売り買いが見られましたが、まとまった買いが入ると買戻しを急ぐ動きが出るというように、買いの方に敏感に反応する動きとなり、指数を押し上げる要因となる場面もありました。
昨日とは違い円高に振れなかったことで、円キャリー取引の解消懸念も薄らぎ、持高調整の買いで指数を押し上げる格好となったようですが、買い方の回転が効いているだけに買戻しを急ぐ動きも指数を押し上げました。環境関連銘柄が買われるという面はあったのですが、同じ業種内でも高いものと安いもの、あるいは大幅高となるものとそれほど上がらないもの、というように持高調整の買いが入れば高く、売りが出れば安く、売り買い入らないと小動きと言うようなことではなかったかと思います。押し目で持高調整が入ったことで、目先の回転が一気に効いてくれば、再び戻りを試す動きとなって来るものと思います。
9700円から800円といった先々週からのもみ合い水準で下げ止まった格好です。ローソク足の形も「切り込み線」というような格好で、(実際には底値圏で出ているわけではないので「底値」を示す線とは断言できませんが)戻りは期待されます。ただ、まだRSIやストキャスティックスは調整を示唆しており、まだ押し目を確認する動きは続くものと思います。
基準線を意識するところで反発となった格好です。遅行線も日々線を意識して反発となりましたが、遅行線が絡む日々線が下落からもみ合いとなっているところであり、RSIやストキャスティックスも下値余地も大きいことから、遅行線が日々線のサポートを確認するように、あと2〜3日、あるいは1週間程度下値を固めるような動きとなるのかもしれません。
基準線にサポートされていますが、遅行線が日々線に上値を押さえられながら下落となっており、しばらく調整が続く可能性はありそうです。戻りも雲まで、ということなのでしょうが、雲のねじれも近く、ねじれの日柄(今週末から来週初め)で上に抜ける、あるいは下値を確認するような大きな動きとなるのではないかと思います。
米国株安にも関わらず、住宅関連株やハイテク銘柄の一角が堅調
家畜の餌となる配合飼料を7〜9月期に値上げする方針を固めたと新聞で報じられ、採算が改善するとの期待が強まり、大幅高となりました。原料の上昇分を転嫁できることが好感されました。
米国での住宅指標の好転や出遅れ感の強い内需関連銘柄を物色する動きから、大幅高となりました。外資系証券が住宅地成約件数増加と贈与税軽減措置実施などから業績回復が期待出来るとして住宅セクターの投資評価を引き上げたことも買い急ぐ要因となったようです。
市況の好転と中国等新興国の需要増、電池材料の上伸から今期(2010年3月期)利益の上ブレが期待出来るとして、外資系証券が投資判断と目標株価を引き上げたことに加え、前日の大幅下落の反動もあって大幅高となりました。
収益拡大が継続的に期待出来るとされることなどから、前日に市場が大幅下落した中でも堅調となっていたことに加え、手詰まり感が強い中で値動きの良い材料含みの銘柄として目先筋などの買いを集め大幅高となりました。
次世代エネルギー関連銘柄が物色される中で、電気自動車向けのインバーターやモーターを生産していることなどを材料に値動きの良さも好感されて買われ、ストップ高となりました。
ニューヨーク市場で金価格が下げ止まり反発となったことや前日までに2日で1割近く下落となった反動から堅調となりました。商品市況自体の戻りも限定されていたことから、戻りも鈍く、堅調ながら上値も限定的となりました。
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