引き続き出遅れ銘柄を物色する展開か
中型液晶テレビなどのパネル向けフィルムの新工場を7月上旬から本格稼動する。新工場は今年の1月から稼動する予定だったが、世界的な景気悪化に伴うテレビやパソコンの需要低迷で延期していた。ここへ来て、先進国や中国をはじめとする振興国で薄型テレビの需要が回復してきたとして、改めて稼動する。
日本製紙グループ本社は株式交換で四国コカ・コーラボトリングを完全子会社化する。株式交換は四国コカの普通株1株に対し、日本紙の普通株式0.39株を割り当てる。効力発生日は10月1日で、四国コカ株は9月25日付で上場廃止になる予定。
汎用樹脂と合成ゴムを7月1日出荷分から9〜17%程度値上げする。食品包装に使うポリエチレン、自動車の内装材などに使うポリプロピレン、自動車用タイヤの原料となるゴム製品が対象。ナフサ価格の上昇を転嫁するもので、今後さらに上昇すれば値上げ幅の見直しや再度の値上げも視野に入れる。
調理冷凍食品について原材料にズワイガニのかに肉を使用していないにもかかわらず、「ずわいがにコロッケ」などと表示したとして、景品表示法違反(優良誤認)で排除命令が出された。
両社に川崎汽船(9107)などを加えた4社は深海で油田を掘削する船舶のリース事業に乗り出す。まずは最新掘削船を共同で保有し、ブラジルの国営石油会社に長期間貸し付ける。深海油田の開発で先行する同国で実績を作り、世界規模で拡大する掘削船の需要を取り込む。
同社の駐車場「タイムズ」を利用する企業向けに電気自動車(EV)の充電設備を整備する。契約先企業の要望に応じてオフィスや営業先の付近にある駐車場「タイムズ」に設置、EVを利用し易い環境を整えることで、法人契約の新規獲得につなげる。
売り 2260万株
買い 1470万株
(金額ベースも売り越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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