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日経平均 | 10039.67円 | ▼96.15円 |
売買高 | 24億9702万株 | − |
日経平均先物 | 10040円 | ▼100円 |
売買代金 | 1兆7548億円 | − |
TOPIX | 946.82 | ▼3.72 |
値上がり銘柄 | 1014銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 433.07 | △12.12 |
値下がり銘柄 | 582銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1172.20円 | △10.72円 |
変わらず | 109銘柄 | − |
騰落レシオ | 126.26% | △0.44% |
達成感、過熱感に週末の大幅高の反動もあって軟調
週末の大幅高の反動や米国市場でナスダック指数が軟調となったこと、また日経平均が10000円に乗せたことでの達成感や目先的な過熱感もあって売り先行となりました。寄り付きから売り気配を切り下げるというようなことではなかったのですが、出遅れ銘柄には買いが入るものの、値がさ半導体関連銘柄や金融株が売られ指数を下押す格好となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)は株数ベースでは買い越しと伝えられましたが、金額ベースは売り越しとされたことで値がさ銘柄の売りが加速された面もあるものと思います。それでも、売り一巡後は戻りも鈍いものの出遅れ銘柄や値動きの良い小型銘柄を物色する動きで底堅さも見られました。
後場に入ると戻りの鈍さを嫌気するように売り急ぐ場面も見られました。それでも、日経平均の10000円を意識するところでは買い戻しや押し目買いも入り、指数の下落も限定的と見ると買い戻しも入って下げ幅を縮小しました。前場に引き続き、出遅れ感が強いディフェンシブ銘柄の一角や建設、不動産といった内需関連銘柄を中心に買いは続き、下値が確認されると為替も円安方向に振れて、値がさ銘柄なども大幅下落となりながらも下げ渋るという状況でした。金融株などに見切り売りがかさんで上値を押さえる要因となりましたが、最後まで底堅い展開となりました。
小型銘柄は値動きの良さが好感されて目先筋の回転が効き、堅調となるものが目立ちました。東証マザーズ指数は大幅高、二部株指数や日経ジャスダック平均も過熱感が強いにもかかわらず、堅調となりました。先物も目先筋の売買が中心となっており、まとまった売り買いは散見されるものの方向感を出すような動きはありませんでした。下値を試すところでも売り急ぐような動きは限定され、逆に戻りを試すところでも買戻しを焦るような動きはありませんでした。終始方向感のない展開ですが、底入れ感と過熱感がせめぎ合っている感じです。
出遅れ銘柄を物色する動きとなっています。一方で、目先的な回転を効かせるために値動きの良い小型銘柄も引き続き物色され、指数は過熱感がますます強くなりました。明日以降も日本市場では相場を大きく動かすような経済指標の発表や決算の発表もなく、米国市場や目先筋の売買、あるいは外国人の売買動向などに振り回されることになりそうです。ただ、底入れ確認と見られるだけに、割安感の強い銘柄や出遅れ感が強い銘柄を物色する動きは、値動きの良い銘柄を物色する動きと同様に続くものと思われます。
週末に空けた「窓」を埋めるような格好(埋め切りませんでしたが)となりました。目先的な過熱感が強いことから上げ一服となったものと思います。まだまだ基準線や移動平均線との乖離も大きく、RSIやストキャスティックスも高値水準にあり、まだ調整は足りないということですが、日柄か値幅での調整があってもおかしくはないところです。
日経平均よりも強い動きです。ただ、日経平均と同様に移動平均や基準線からの乖離も大きく、RSIやストキャスティックスが高値圏にあり、過熱感が強いことには違いなく、日柄や値幅での整理となる可能性がありそうです。値幅の整理としても転換線でのサポートを確認するような動きになるものと思われますし、日柄としても1週間程度ということかもしれません。
引き続き雲の中での動きです。雲の下限でサポートされ、上限で上値を押さえられる格好であることには変わりない状況です。遅行線が絡む日々線が急落となっており、ここで強含みとなれば一気に上伸となる可能性もあり、逆に弱含むと急落となってしまうのではないかと思います。
出遅れ銘柄を物色
英企業の葉タバコの購買・加工事業を買収すると発表、好感した買いが入りました。世界的な需要は増えており、安定的な調達が可能になったとし、外資系証券が退く表株価を引き上げたこともあって1月以来の年初来高値更新となりました。
指数自体には過熱感があるなかで、出遅れ感が強い銘柄を物色する流れに乗り、買われました。業績面での底堅さやPBR(株価純資産倍率)から見た割安感もあり、物色されたものと思われます。
大手証券がマンション事業の回復から会社利益計画の上ブレの可能性が高いとし、投資判断を3段階引き上げたことから買われ、大幅高となりました。
先週末の引け後に、2009年2−4月期の連結決算を発表、同時に2010年1月期通期の連結業績予想を下方修正、年間配当も30円から25円に減額すると発表したことを嫌気して売りがかさみ、大幅下落となりました。
売上高の6割を構成する環境関連事業の拡大や世界各国の環境インフラ投資拡大が同社に与える恩恵が大きいということで、外資系証券が投資判断を引き上げ、目標株価をほぼ倍増させた事などを好感して買いが優勢、堅調となりました。
19日発表の第一四半期決算の発表や6月月次売り上げ動向などの上ブレが期待されるとして、外資系証券が向こう45日間の上昇確率が80%以上(ほぼ確実)と予想したことを好感、大幅高となりました。
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