外食ランチの定番といえば……女性は「ファミレス」、男性は?(1/2 ページ)

» 2009年06月15日 12時08分 公開
[Business Media 誠]

 節約や健康志向などから、会社に弁当を持参する“弁当男子”が増えているというが、実際にはどのような形で昼食をとっているのだろうか?

 アサヒビールのお客様生活文化研究所の調査によると、男性のトップは「手作りのお弁当(自分または妻の手作り)」(31.5%)であることが分かった。「弁当は家内が毎日つくってくれる。おいしいし、ヘルシーなので気に入っている」(男性30代)など、愛妻弁当に満足している人は多いようだ。また「その日によって時間が異なるので、自分で弁当を作っている」(男性40代)という人も目立った。

(出典:アサヒビールのお客様生活文化研究所)

 一方、女性のトップは「自宅で作って、自宅で食べる」(58.8%)が断トツ。「1人のときはあり合わせのモノで、冷蔵庫整理も兼ねて自分で作る」(女性40代)など、自宅で晩ご飯や冷蔵庫の残りもので簡単に済ませるという声が多かった。

(出典:アサヒビールのお客様生活文化研究所)

 1回当たりのランチにかける平均予算は、いくらくらいなのだろうか。最も多かったのは「500円未満」(58.1%)で、1回の予算はワンコインを目安にしている人が多いようだ。このほか「500円〜700円未満」(21.9%)や「700円〜1000円未満」(10.9%)が続いた。

 ただ外食派の人に限定すると「500円〜700円未満」と回答する人が最も多く37.2%、次いで「700円〜1000円未満」(36.3%)という結果に。外食派の7割以上の人は「500円〜1000円未満」でやり繰りをしていることが分かった。

(出典:アサヒビールのお客様生活文化研究所)

 インターネットによる調査で、20歳以上の男女1511人が回答した。調査期間は6月3日から6月9日まで。

お店選びのポイント

 ランチを外食する場合、お店選びのポイントは何だろうか。最も多かったのは「注文してから料理が早く出てくるところ」で47.2%。「ファミレスのランチやラーメンなど、手軽で早いもの」(男性40代)など、「限られたランチタイムを有意義に過ごすため、注文してから出てくるまでのスピードを優先するという声が多かった」(お客様生活文化研究所)。

 その一方で、6位に「食べた後はのんびりできるところ」(20.2%)が挙げられるなど、「午後からの仕事に向けてランチタイムはのんびりと過ごしたいという声も目立った。『スピード重視派』と『のんびりリラックス派』に二分化しているのだろう」(同)としている。

(出典:アサヒビールのお客様生活文化研究所)
       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.