昭和50年代生まれの男性が懐かしく感じるものは?(1/2 ページ)

» 2009年06月04日 14時10分 公開
[堀内彰宏,Business Media 誠]

 会社では中堅となりつつあり、活躍している人もいる昭和50年代生まれ(24歳〜34歳)。起業家ではミクシィの笠原健治さん(昭和50年生まれ)、スポーツ選手では松坂大輔さん(昭和55年生まれ)、俳優では水嶋ヒロさん(昭和59年生まれ)などが該当するが、昭和50年代生まれの男性たちは少年時代、どのようなものに触れてきたのだろうか。

 ライフネット生命の調査によると、昭和50年代生まれの男性に「昭和を象徴すると思うフレーズや流行語」を尋ねたところ、トップは「ファミコン(ファミリーコンピュータ)」で6.6%。以下、「コマネチ」(4.7%)、「バブル・バブル崩壊」(4.4%)、「かめはめ波」(3.1%)、「ガチョーン」(2.8%)、「ナウい」(2.7%)、「Bダッシュ」(2.3%)、「ドラクエ(ドラゴンクエスト)」(1.9%)が続いた。

 ファミコンは、任天堂が1983年に発売し、爆発的なブームを起こした家庭用ゲーム機。ファミコンで遊ぶゲームに関連して、「Bダッシュ」や「ドラクエ」なども上位にランクインした。

昭和を象徴すると思うフレーズや流行語(出典:ライフネット生命)

 学校でマンガ雑誌を回し読みした経験のある人は多いはず。「小学生や中学生のころ好きだった週刊マンガ雑誌」を尋ねると、トップはダントツで『週刊少年ジャンプ』(73.2%)。以下、『週刊少年マガジン』(8.3%)、『週刊少年サンデー』(3.8%)が続いた。

 ジャンプ、サンデー、マガジンのいずれかを読んでいた人に「好きだったマンガ」を聞くと、1位は『ドラゴンボール』で38.5%。以下、『SLAM DUNK(スラムダンク)』(12.5%)、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(3.6%)、『キン肉マン』(2.8%)、『北斗の拳』(2.5%)、『はじめの一歩』(2.3%)、『幽☆遊☆白書』(2.1%)、『ジョジョの奇妙な冒険』(1.8%)、『聖闘士星矢』(1.6%)、『キャプテン翼』(1.5%)が続いた。週刊少年ジャンプに連載していたマンガが上位を占めている。

(ジャンプ、サンデー、マガジンのいずれかを読んでいた人に)好きだったマンガ(出典:ライフネット生命)

 何かをコレクションすることに熱中したことのある人も多いだろう。「小学生や中学生のころ集めていたもの」を尋ねたところ、最も多かったのは「ビックリマンシール」で56.8%。以下、「ミニ四駆」(51.5%)、「キン肉マン消しゴム」(37.0%)、「ギザ10(外枠がギザギザの10円玉)」(33.8%)、「ガンダムのプラモデル」(28.7%)、「練り消し」(27.1%)、「プロ野球チップスのカード」(24.6%)、「カードダス(ドラゴンボール)」(23.7%)が続いた。

 同じ昭和50年代生まれでも昭和50年代前半生まれと昭和50年代後半生まれでは違いがあるようで、「キン肉マン消しゴム」は後半生まれ(13.0%)より前半生まれ(54.0%)の方が集めており、「カードダス(ドラゴンボール)」は前半生まれ(13.5%)より後半生まれ(38.1%)の方が集めていた。

小学校や中学生のころ集めていたもの(出典:ライフネット生命)
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