「企業スポーツ」と聞いて思い浮かぶ競技は?

» 2009年05月29日 13時05分 公開
[Business Media 誠]

 あなたは「企業スポーツ」と聞いて、どのような競技を思い浮かべますか? マイボイスコムの調査によると、「バレーボール」が最も多く70.6%、次いで「野球」(50.0%)、「ラグビー」(38.7%)、「バスケットボール」(36.8%)であることが分かった。

「企業スポーツ」と聞いて思い浮かぶ競技(出典:マイボイスコム)

 企業がスポーツ活動を行うことで、社会全体に対してどのような影響があるのだろうか。「日本代表選手の育成に貢献できる」と答えた人が最も多く37.6%、以下「地域社会に貢献できる」(35.2%)、「地域のスポーツ振興に貢献できる」(31.9%)、「国のスポーツ振興に貢献できる」(28.0%)など、悪い面での影響があると考える人は少なかった。

 また企業がスポーツ活動を行うことで、企業自身にとってはどのような影響があるだろうか? 「知名度をあげることができる」と答えた人が最も多く75.7%、次いで「好感度をあげることができる」(52.9%)、「企業スポーツチームの応援を通じて、企業のファンを作ることができる」(29.1%)、「企業に対する親近感を高めることができる」(26.5%)という結果に。

 不況の影響で、企業スポーツの廃部や休部に関するニュースが話題になっている。この問題について聞いたところ、企業スポーツ存続派は59.3%。一方「廃部・休部支持派」は35.3%と、存続すべきと考える人の方が多い。

企業スポーツの廃部・休部に対する考え方(出典:マイボイスコム)

 存続派の意見として「すべての競技がプロ化されているわけではない。企業スポーツが選手を受け入れてくれなければ、その競技は衰退していってしまう」(男性・49歳)、「景気のいいときだけ大盤振る舞いするのは、今の派遣切りと同じ。人間は使い捨ての道具ではないので、廃・休部すべきでない」(女性・41歳)といった意見があった。一方、廃部・休部支持派からは「続けていることによって、経営上、企業の負担になっているのであれば廃部・休部すべきだと思う」(男性・20歳)、「今まで企業に頼りすぎているので是正するチャンスだ」(女性・55歳)などの声があった。

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