− | − | − |
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日経平均 | 9438.77円 | △127.96円 |
売買高 | 21億7292万株 | − |
日経平均先物 | 9430円 | △90円 |
売買代金 | 1兆4078億円 | − |
TOPIX | 892.85 | △9.08 |
値上がり銘柄 | 814銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 375.53 | △0.25 |
値下がり銘柄 | 719銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1091.88円 | △7.03円 |
変わらず | 166銘柄 | − |
騰落レシオ | 100.68% | △1.00% |
米国株高や円高一服を好感して大幅高だが節目で上値を押さえられる
米国株が大幅上昇となったことや円高一服となったことから買い先行となりました。主力銘柄を中心に買い気配から始まるものも多く、先物も大きく気配を切り上げて大幅高の始まりとなりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が買い越しと伝えられたこともあって、寄り付きの買いが一巡したあとも買い戻しなどが続き、底堅い動きとはなったのですが、節目と見られる日経平均の9500円を意識するところでは上値も重く、売り買いが交錯、狭い値幅でのもみ合いとなりました。
後場は寄り付きから買いが先行する形で上値を試す動きとなりましたが、ここでも節目を抜け切れず、目先筋の手仕舞い売りもあって今度は安値を試す動きとなり、その後は底堅さも上値の重さも確認されたことで小動きとなりました。積極的に売り買いを急がなければならない材料もなく、米国での自動車会社の問題などもあり、最後は手仕舞い売りに押されました。
小型銘柄も総じて堅調となりました。主力銘柄の上値が重くなるなかで、出遅れ銘柄を物色する動きは続き、東証マザーズ指数は一時大幅高となる場面もあったのですが、結局は手仕舞い売りに押されて小幅高に止まり、日経ジャスダック平均や二部株指数も堅調ながらも上値の重い展開となりました。先物も狭い範囲での目先的な売買が中心となっており、積極的に買い上がる、あるいは売り叩くような動きはほとんどなく、指数も大幅高ながらも方向感のない展開となりました。
またしても上値の節目を確認するような格好となりましたが、さすがに一気に抜けるというわけにも行きませんでした。引き続き米国市場が堅調、大幅高となるようであれば、抜けて来るのでしょうが、米国株が一服となると上値の重さを確認することになりそうです。買い戻しもここからは急ぐこともないのですが、逆にいったん抜けてくれば2005年8月の相場のように大きな上昇となって、一気に次の節目である11000円前後目指すのではないかと思います。
5月11日の時(前回9500円をつけたところ)と同様に高値圏で「十字足」となりました。明日の寄り付きが軟調あるいは高く寄り付いても本日の安値を割り込んで軟調となるようであれば5月11日と「ダブルトップ」のような形で再度下値を試すことになりそうです。RSIは上値余地もあるのですが、ストキャスティックスは高値圏にあり、ここでは節目の9500円を抜け切れず、一度転換線や基準線までの調整となるのではないかと思います。
1月高値水準で「十字足」となり、日経平均と同様に明日の寄り付きが安い、あるいは高く寄り付いても本日の安値を割り込むようであれば、5月11日の高値までは届いていないのですがいったん高値になってしまう可能性が高そうです。明日の引け値で5月11日の高値を抜けて来るようであれば、ストキャスティックスの水準が高く、RSIには上値余地があるとはいえ高値圏にはあるのですが、この抜けてきた節目がサポートとなるような動きになるものと思います。
RSIは下値余地はあったものの、底値圏からの反発となっており、ストキャスティックスも底値圏からの反発、雲を割り込んではいるものの1月高値水準=3月安値水準でしっかりとサポートされて戻りを試す動きとなっています。引き続き雲に上値を押さえられて戻りも鈍いのでしょうが、一方では底堅さも見られ、強含みの動きとなりそうです。
堅調な地合いだが上値の重いものも目立つ
軟調となりました。みずほ銀行と提携して金融サービスに乗り出すと新聞で報じられたことや全般の地合いに押されて堅調な始まりとなったものの、ここのところ戻り歩調にあったことから利益確定売りに押され、軟調となりました。外資系証券などから投資判断の引き下げがあったことも売り急がせる要因となったものと思います。
国内自動車各社がハイブリッド車を一斉に拡充すると新聞で報道されたことから、ハイブリッド車向けにニッケル水素電池を供給する同社にも恩恵があるとして買われました。ハイブリッド車向けリチウムイオン電池についても新工場を建設する予定であり、ハイブリッド関連として評価されたようです。
米国での個人消費が改善している指標が発表されたことから米国向け販売も回復するとの期待や円高一服となったことを好感して買われ、堅調となりました。
米国景気の底入れ期待から日本でも景気底入れ期待が強まり、信用売りの買戻しを急ぐ動きから大幅高となりました。業績云々と言うよりは目先的な需給に反応したということのようです。
米国株高を受けて主力銘柄が買われるなか、ディフェンシブ銘柄には手仕舞い売りが出るものも散見され、同社株も特に材料がでたわけでもないのですが、手仕舞い売りに押され軟調な地合いとなりました。
太陽電池事業を強化、石油事業と並ぶ柱にすると中期計画で発表されたことを好感、原油価格が上昇していることもあって買われ、堅調となりました。
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