調査リポート
» 2009年05月22日 13時40分 UPDATE

2008年お稽古・習い事市場は前年比1.1%減の1兆8058億円

[堀内彰宏,Business Media 誠]

 矢野経済研究所は5月22日、「お稽古・習い事市場に関する調査結果」を発表、2008年の市場規模(調査対象の19分野※合算値)を前年比1.1%減の1兆8058億円と推計した。

※茶道、華道、書道、日舞、音楽、陶芸、ダンス、料理、手芸・編物・クラフト系、水泳、テニス、ゴルフ、体操、フィットネス、囲碁、将棋、英語・語学、パソコン、その他(芸能)。

 矢野経済研究所では「お稽古・習い事市場は、趣味・嗜好の多様化や少子化から参加者の獲得は容易な状況ではなく、参加者や指導者の高齢化が進行するなど問題を抱えている。また、2008年からの景況感悪化の影響を受けて、受講費の高いお稽古・習い事は参加率が低下傾向にある」として、2009年の市場規模を2008年比1.7%減の1兆7758億円と予測している。

ah_sizyosui.jpg お稽古・習い事市場規模推移(出典:矢野経済研究所)

 2008年お稽古・習い事市場を分野別に見ると、最も市場が大きいのは「英語・語学」で3190億円。以下、「フィットネス」(2940億円)、「料理」(1440億円)、「ダンス」(1238億円)、「音楽」(1200億円)、「陶芸」(1188億円)、「手芸・編み物・クラフト系」(1084億円)、「華道」(1018億円)が続いた。

ah_sizyokibo.jpg 2008年お稽古・習い事分野別市場規模(出典:矢野経済研究所)

 市場動向を見ると、拡大傾向にあるのは「陶芸」「体操」「フィットネス」「ネイル」「芸能」の5分野、横ばいなのが「音楽」「ゴルフ」の2分野で、残りの分野は縮小傾向にある。また、近年の傾向として、「語学と料理を同時に学べる教室など他の分野同士を組み合わせた付加価値の高い講座の開設、出会いの場となる『合コン』と組み合わせた教室の開設も行われている」(矢野経済研究所)

ah_bunsizyo.jpg お稽古・習い事分野別市場動向(出典:矢野経済研究所)

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