決算動向への反応を見直す展開か
ビルなどからの排熱などで都市部の気温が上昇する「ヒートアイランド現象」の抑制に役立つ新しい屋上緑化工法を開発。都市部では屋上庭園を備えたビルの需要は底堅いと見ており、企業への売込みを始める。
三菱ケミカルHD傘下の三菱化学と旭化成は岡山県のコンビナートで石油化学製品の基礎原料であるエチレン事業を統合することで基本合意した。国内では自動車や電機向けに合成樹脂などの需要が縮小、中東などではコスト競争力の高い大規模設備の建設が相次いでおり、過剰設備の削減を通じ、収益改善を目指す。
稲わらや茎とった植物から合成樹脂や合成繊維となるナイロンを作製する技術を開発した。コスト面が今後の課題だが、石油から作る場合と同程度の強度を実現、原料に植物を含むため、二酸化炭素(CO2)の排出量が4割削減する。2013年から15年を目標に実用化する。
ロシアの天然ガス会社グループと二酸化炭素(CO2)排出枠の購入で包括売買契約を締結した。京都議定書が定める期限の2012年までに同グループの温暖化ガス削減事業で丸紅はその過半数を調達できるようになる。
東洋水産は子会社のフクシマフーズを株式交換で完全子会社化する。研究開発部門を一体化するなど経営資源を有効活用し、品質管理や競争力を強化するのが狙い。10月1日付でフクシマフーズ1株に東洋水産0.7株を割り当てる。フクシマフーズは9月25日付で上場廃止になる予定。
共同で万能ワクチンの研究に取り組んできた、国立感染症研究所の主任研究員らが様々なタイプのインフルエンザウィルスに効くとされる万能ワクチンの実用化研究に乗り出した。マウスを使った実験では季節性インフルエンザなどA型インフルエンザであればどのタイプでも一定の効果が出ることを確認。新型インフルエンザについても解析された遺伝子情報から有効と見ており、ウィルス株を入手出来次第、今後実験で実証するという。
売り 1250万株
買い 1530万株
(金額ベースも買い越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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