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日経平均 | 9340.49円 | △41.88円 |
売買高 | 23億9174万株 | − |
日経平均先物 | 9360円 | △40円 |
売買代金 | 1兆6174億円 | − |
TOPIX | 888.75 | △3.32 |
値上がり銘柄 | 937銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 356.78 | △4.71 |
値下がり銘柄 | 623銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1057.08円 | ▼3.93円 |
変わらず | 139銘柄 | − |
騰落レシオ | 101.83% | ▼4.59% |
円高や米国株のもたつきに上値を押さえられるがディフェンシブ銘柄の買いで指数を下支えて堅調
米国市場はまちまちとなりましたが為替が大きく円高になったことや外国人売買動向(市場筋推計、外資系10社ベース)が金額ベースでは拮抗しているものの株数ベースでは売り越しと伝えられたことから、売りが先行となるかと思われましたが予想ほど悪くない決算動向に反応する動きやディフェンシブ銘柄などにまとまった持高調整と見られる買いも入り堅調な始まりとなりました。寄り付きの買いが一巡した後は輸出関連銘柄を中心に売られ、軟調となる場面もあったのですが、ディフェンシブ銘柄や一部ハイテク銘柄の買い戻しも多く底堅い堅調な地合いとなりました。
後場も円高一服となったことなどを好感して買戻しも入り、また、ディフェンシブ銘柄への持高調整の買いなども引き続き多く戻りを試す展開となりました。戻りの鈍さ、上値の重さを嫌気する動きに押される場面もあったのですが、新興国などを始め、景気底入れ機運が強いなかで出遅れ感が強かった銘柄に買いが入ることでますます買戻しを急ぐ動きもあったようです。結局最後まで食品株や医薬品株、通信株や電力株などにも持高調整と見られる買いが続き上値は重いながらも堅調な引けとなりました。
小型銘柄もまちまちで指数の方向感はありませんでした。個別に決算動向に反応するような格好で、東証マザーズ指数は大幅高となったものの二部株指数は小幅安、日経ジャスダック平均は軟調となりました。先物も大きく指数を動かすような動きはあまりありませんでした。どちらかと言うと現物株の動き、指数の動きを見ながらの目先的な売買が中心となっていたようです。
指数は方向感がないのですが、出遅れ銘柄を物色するなど循環物色となっています。ただ、逆に言えば、決算発表がほぼ出揃って来るなかで、「思ったほど悪くない」決算に反応はしたものの、出遅れ銘柄にまで物色の矛先が向かうというところを見ると買い戻しも含め、買い一巡感が出てしまうかもしれません。9300円を水準を割り込むと8800円から9000円前後を目指し、9500円をぬけてくれば底入れ確認、と言う状況には変わりなく、しばらくはこの水準での動きとなるのかもしれません。
小動きとなっています。底堅いというか、上値が重いというかという感じですが、RSIには上値余地があるものの、ストキャスティックスは高値圏にあり、底堅い一方で上値の重い展開となり易いのでしょう。ただ、目先的な過熱感は強く、移動平均線や基準線からの乖離が縮小するまでは上値の重い展開が続くものと思います。いったんは下値を試す動きとなるか、値動きが少なくても日柄での調整が必要と言うことでしょう。
日経平均と同様に底堅いながらも上値の重い展開となっています。RSIには上値余地があるのですが、ストキャスティックスが高値圏にある状況も変わらず、上値を節目で押さえられていることからいったん押し目を確認する動きは続くものと思います。底堅さが見られる場合でも日柄での整理が必要と言うことでしょう。
RSIには上値余地があったのですが、日々線が雲の中に入り調整となっています。遅行線が日々線の高値と「天−底」一致、つまりここから反発となる可能性もありますが、いったんは日々線が雲の下限のサポートを確認するような動きとなるのではないかと思います。反発となったとしても日々線が雲の上限に押さえられるように戻りも限定的となるものと思います。
出遅れ感もありディフェンシブ銘柄が堅調
昨日引け後に発表した決算のなかで、今期(2010年3月期)連結最終利益が予想を大きく上回る黒字になるとしたことで寄り付きから買いを集め、大幅高となりました。
ベトナムを核としたコンテナ輸送網を構築するとのニュースや新興国経済の回復が鮮明と言うニュースもあったのですが、国内大手証券の投資判断と目標株価引き下げを嫌気して大幅下落となりました。
芳しくない決算を発表しましたが、予想ほど悪くなかったとの印象や出遅れ感が強かったことから買いを集め、材料出尽くし感からの買戻しを急ぐ動きもあって大幅高となりました。
買い気配から始まり大幅高となりました。今期(2010年3月期)連結最終損益が黒字に転換する見通しと発表されたことや映像事業などの採算改善、また年間配当の引き上げを発表したことを好感して買いが集まりました。
中国など新興国の景気回復が鮮明になりつつあるとの話題や出遅れ感のある銘柄を物色する動きなどから買われ、堅調となりました。
前日の米国市場で原油先物相場が上昇、一時指標となるWTI(ウエストテキサスインターミディエイト)の先物が1バレル60ドルの節目を抜けたことなどから原油価格の先高期待が強まり、石油株に買いが入り堅調となりました。
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