Serviceに関しては、もしかしたら明確な違いがあるのかもしれない。個人的な感覚はおくとして、その違いが出ているのが本ではないだろうか。Amazonで「ディズニー(もしくはディズニーランド)」と「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(もしくはUSJ)」で検索してみると、その差は一目瞭然だ。
USJの方はガイド本がほとんどであるのに対して、ディズニーの方は、そのサービス・経営などディズニーのすばらしさを分析・解説・賞賛した本が何十冊もある。この差をどう考えるか。
もちろん今後、USJを舞台としてそのサービスのすばらしさを解く本が出る可能性はある。方やディズニーの方には四半世紀の歴史がある。だから、そのサービスについて書かれた本がたくさんあっても不思議ではない。
それにしても、ディズニー本は多い。こうした多くの本が『ディズニーのサービス神話』を側面から支持していることは間違いないだろう。逆にいえばディズニーは、これほど多くの著者を引きつけて「書きたくなる」要素を秘めているわけだ。さらに補足するなら、出版社サイドとしても、これだけたくさんのディズニー本を出しても採算が取れると判断しているのだろう。
もしかしたら、これこそが最大のディズニーマジックなのかもしれない。(竹林篤実)
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