新築VS.中古はどちらが快適?――人や周囲との付き合い方で比較する4-7.住まいの選択、完全理解!(2/3 ページ)

» 2009年04月24日 07時00分 公開
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自分であいさつ回りをすることがポイント

 中古物件でよく行われるのが「リフォーム」です。リフォームには工事が必要な場合も多く、新築工事同様に、近隣への配慮が必要となります。リフォーム工事中は1度に多くの業者が入る場合があり、1人1台の車で来ることも珍しくありません。たくさんの車をどこに停めるのかという問題や、業者のふりをして狙う空き巣など防犯への不安が挙げられます。

 近隣へのあいさつは、業者が回ってくれることもありますが、やはり自分で声をかけておくことが大切です。また、業者よりも先に建て主があいさつに回っておくことで、工事の詳細を聞きたい近所の人が、遠慮なく業者に確認する事ができ安心という面もあります。建て主には言いにくくても、業者になら言えるという人が多いようですから、その際は「後から業者さんが来ますので、疑問点や不安なことなどあったら気兼ねなく聞いてください」と一言添えると良いでしょう。

 また、マンションでは自分が想像している以上に音とにおいが伝わるものです。近隣への挨拶の基本として、上3軒・両隣・下3軒、さらに資材の搬出入で通る廊下に面した部屋の人にも配慮することをおすすめします。リフォーム内容はさまざまですが、工事の大小に関係なく、近所との付き合いをきちんと行うことがリフォーム完了後の住みやすさへとつながります。

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