海外でホテルや飛行機を電話で予約するとき、「英語が話せない。困ったなあ」といった経験はないだろうか。また海外で急病になってしまったとき、外国語が話せないために医者に自分の病状を適切に説明できない、といった体験は本当につらいもの。こんな不安をたった3000円で“解決”するかもしれないサービスが始まった。
インパルス・ジャパンは4月20日に、プリペイドカード(愛称:トラカ)を使っての電話通訳サービス「Global Talk」をスタートした。Global Talkとは日本語から英語・中国語(北京語)・韓国語、そして英語・中国語・韓国語から日本語へ、リアルタイムで通訳するサービス。
利用方法はコールセンターに電話し、プリペイドカード裏面に記載されているカード番号と暗証番号を電話機で入力する。そして言語を選択すれば、通訳オペレーターを介して外国人と会話をすることができる。
プリペイドカードは3000円(通訳15分間)と5000円(同25分間)の2種類。有効期間は購入から3年で、同社のWebサイトより購入できる。利用料のほかに、コールセンターへの通話料が必要。
これまで同社では、目の前にいる外国人と会話をする「2者間通話」と、ほかの場所にいる外国人とオペレーターを介して会話をする「3者間通話」のサービスを行ってきた。利用者層は、海外店との打ち合わせをする企業や外国人との会話が必要になる国内ホテルや飲食店が多かった。新たに加わったプリペードカードを使えば「海外旅行で会話に困ったときや国内から海外施設への電話予約など、さまざまなシーンでの活用が可能」(インパルス・ジャパン)としている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PRアクセスランキング