− | − | − |
---|---|---|
日経平均 | 8907.58円 | △152.32円 |
売買高 | 25億3307万株 | − |
日経平均先物 | 8940円 | △190円 |
売買代金 | 1兆5310億円 | − |
TOPIX | 845.57 | △13.53 |
値上がり銘柄 | 923銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 319.63 | △4.55 |
値下がり銘柄 | 653銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1032.61円 | △1.24円 |
変わらず | 123銘柄 | − |
騰落レシオ | 134.75% | △6.52% |
米国株の底入れ期待に週末の手仕舞いの買戻しがかさみ大幅高
米国株が大幅高、特にナスダック指数が1月の高値水準を抜けてきたことなどから、買い先行となりました。ハイテク銘柄や自動車株などを中心に買い気配から始まるもののも多く、寄り付きの買いが一巡した後も手仕舞いの買い戻しを交えながら上値を追う格好となりました。外国人売買動向(市場筋推計、外資系11社ベース)が売り越しながらも売り株数が少なく、金額ベースでは買い越しと伝えられたことも買戻しを急がせる要因となったものと思われます。
後場に入るといったんは手仕舞い売りに押される上げ幅を縮小する場面もありましたが、内需関連銘柄への手仕舞い売りよりも輸出関連銘柄の買い戻しが優勢となり、指数は小動き、大幅高の水準での動きとなりました。為替も円高方向に振れる場面もありましたが、大きな動きとならないことからヘッジ売りを急ぐこともなく、指数は高止まりとなったものと思います。景気底入れ感もあって、業績下方修正なども悪材料出尽くし感と捉えるような雰囲気にもなっており、買戻しを急ぐ動きも見られました。
小型銘柄も堅調なものが多かったのですが、空売りが積み上がっていない分、主力絵銘柄の上昇ほど指数は上がりませんでした。東証マザーズ指数こそ大幅高になったのですが、二部株指数や日経ジャスダック平均は堅調というに止まりました。先物も朝方や後場に入ってからはヘッジ売りなども見られ、指数を押し下げかける場面もありましたが、逆に買戻しを急ぐ動きもあり、また、週末のヘッジ売りも限定的となっており、指数を大きく動かすようなことはありませんでした。
医薬品株や電鉄株などと鉄鋼株、ハイテク銘柄、自動車株などとの動きが大きく違いました。目先的な信用取引などの買いと売りがどれだけ積み上がっているのかの違いだと思いますが、かたや「買っては投げ、買っては投げ」と言う状況でかたや「売っては踏み売っては踏み」と言う状況になっているようです。そろそろ「相場も変わった」として底入れ感が強まり、底入れ確認と言う動きになって来るのか、戻りもここまでと言うことでも一度押し目を確認するような動きになって来るのか、はっきりしてくるのかもしれません。
転換線でサポートされはしましたが、上値の重い展開となっています。RSIは上値余地があったのですが、調整を示唆しており、ストキャスティックスも高値圏からの調整となっています。それでもここから基準線が急騰してくるところであり、上値は重いながらも底堅く、強含みの展開が続くのでしょう。
遅行線が雲にサポートされ、日々線は転換線にサポートされています。RSIやストキャスティックスは上値余地はあるものの方向感はなく、引き続き遅行線が雲にサポートされるような動きで底堅く、目先的な過熱感から上値も重い、といった状況が続くのかもしれません。
遅行線は日々線にサポートされていますがまだRSIやストキャスティックスは調整を示唆しており、もう暫くは遅行線にサポートされながら調整が続くのではないかと思います。基準線が上昇に転じるか、日々線が基準線まで下がるようなことがあれば反発となるのでしょう。
米国株高や昨日の反動に加え週末の手仕舞いからの買い戻しでハイテク銘柄など輸出関連銘柄が高い
今年度中の稼動を目指して国内最大の太陽電池工場の建設を進めていることやLED(発光ダイオード)事業の拡大を急いでいると新聞で報じられたことで、環境関連銘柄の筆頭として買われ、週末の手仕舞いの買戻しもあって大幅高となりました。
インドで合弁会社を設立し光ファイバーの生産に乗り出すと新聞で報じられ、高い経済成長が見込まれるインドでの事業展開ということで好感され、大幅高となりました。
相変わらずディフェンシブ銘柄への見切り売りが続き軟調となっています。値動きの良いハイテク銘柄などへの乗り換えの対象となっている面もあって売りがかさんでいるようです。
2009年3月期連結決算の業績予想を発表、今年度3度目の下方修正となりましたが、繰延資産の取り崩しを増やしたためで、本業の儲けを示す営業利益の赤字は縮小となったことから株価にほとんど影響はなく、買戻しなどでしっかりとした動きになりました。
国内証券が既存店売上高が3月から回復の兆しを見せてきたとして、投資判断を引き上げ、自律反発もあって大幅高となりました。
大幅高で年初来高値更新となりました。一部の新聞で報道された自動車用鋼材の値下げ幅が想定されたよりも小さいということを好感、週末の手仕舞いからの買戻しも交えて大幅高となりました。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング