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日経平均 | 8742.96円 | ▼99.72円 |
売買高 | 23億2681万株 | − |
日経平均先物 | 8740円 | ▼110円 |
売買代金 | 1兆4630億円 | − |
TOPIX | 835.25 | ▼ 8.17 |
値上がり銘柄 | 716銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 316.31 | △1.86 |
値下がり銘柄 | 871銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1031.86円 | △0.82円 |
変わらず | 112銘柄 | − |
騰落レシオ | 134.50% | △4.21% |
目先的に過熱感が強いなかで、米国株安や円高を嫌気して大幅下落
米国市場が大幅下落となったことや為替が円高に振れたことに加え、外国人売買動向(市場筋推計、外資系11社ベース)も相変わらず売り越しと伝えられたことから売り先行となりました。寄り付きの売りが一巡した後は底堅さが見られる場面もあったのですが、目先的には過熱感が強く、ハイテク銘柄など輸出関連銘柄を中心に見切り売りや手仕舞い売りがかさみ一時大幅下落となる場面もありました。
後場に入ると一段と円高が進み下げ幅を広げる場面もありました。寄り付きから売り先行となったあとも断続的な売りがあり、一時8700円を割り込む場面もありました。為替も98円ぎりぎりのところからは買戻しを急ぐ動きもあり、いったん下げ幅を縮小しましたが、結局最後まで戻りきらず大幅下落となりました。ひえ際には買戻しと見切り売りが交錯するような格好となりましたが、指数は大きな動きにはなりませんでした。
小型銘柄も軟調なものが目立ちましたが、主力銘柄ほどの売りにはならず、二部株指数は軟調となったものの日経ジャスダック平均は横ばい、東証マザーズ指数は小幅高となりました。先物も朝方まとまった売り買いがあったあとは前場はおとなしかったのですが、後場に入るとまとまった売り買いが交錯、その度に指数も振らされる場面もありました。
ここまでの戻り相場を牽引してきたハイテク銘柄など輸出関連銘柄が売られ、ディフェンシブ銘柄など内需関連銘柄の一角が買われました。低位株だけに物色対象が広がったわけでもなく、ディフェンシブ銘柄が買われたということは底入れ感が強まり、買い気も出ているということではないかと思います。何でも感でもいっしょに売られるという時期は過ぎ、素直に円高などを好感する動きになっていることは評価してもいいのではないかと思います。
取りあえずは転換線にサポートされた格好となりました。まだ基準線や移動平均線からの乖離も大きいのですが、基準が上昇に転じるところであり、RSIにも上値余地があることから底堅さは見られるのではないかと思います。転換線を割り込んでも遅行線が雲にサポートされるような水準では底堅くなるのではないかと思います。
転換線にサポートされました。遅行線も雲の下落に沿って調整となっているのですが、雲にサポートされたような格好となっています。RSIもストキャスティックスも中途半端な位置ではあるのですが、この水準からの下落は底堅さも見られるものと思います。
遅行線が日々線にサポートされた格好にはなっています。ただ、下値を確認する状況には違いなくまだ弱含みの展開が続くのでしょう。遅行線が日々線を割り込むというよりはサポートとなることを確認するかのように日々線に沿って動くような感じではないかと思います。
円高を嫌気する動きと好感する動きが交錯
大きく円高に振れたことや欧米景気の回復の遅れなどを懸念、目先的な過熱感が強かったこともあって大幅下落となりました。
中国など新興国の景気が回復傾向にあると新聞等で報道されたことやハイテク銘柄など輸出関連銘柄に比べ安値からの戻りが鈍いことから出遅れ感が強いことから物色され、指数が大幅安となるなか、逆行高となりました。
ディフェンシブ銘柄の一角が買われるなかで、5月からのマヨネーズ値下げを発表し利益率の低下を嫌気する売りに押され、軟調となりました。
資本増強のために公的資金を活用する方向で調整が進んでいるとテレビで報道され、財務基盤の強化が進むとしていったん大きく買われましたが、円高を嫌気する動きなどから目先筋の売りがかさみ、逆に大幅下落となりました。
円高や原油価格の下落を好感する動きから買いが入り大幅高となりました。出遅れ感が強かったことや新興国での景気回復期待などもあって、買われたものと思います。
2009年3月期決算が1981年の連結決算作成以来初の営業赤字となったと報じられ大きく売られる場面もありましたが、内需株が消去法的に物色されるなかで押し目買いも入り底堅い展開となりました。
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