ディフェンシブ銘柄の修正が続くか
保有している仏洋酒大手の株式全てを売却する。「シーバスリーガル」など同社商品の日本での販売契約を終了することから同社株を手放す。価格は未定だが、約450億円程度の売却額になる。
傘下の三菱化学は中国の石油化学最大手と中国での事業で包括提携すると発表した。中国社が低コストで調達した原料を使い、三菱化学の技術を生かして自動車向けの高機能樹脂を合弁生産するなど、原料調達から開発・生産・販売まで幅広い分野で提携する。
植物が原料のプラスチック「ポリ乳酸」を使った化粧品容器を同社が中国で展開する製品に採用する。石油原料だけを使う従来の容器に比べ、液体を保護する性能はほぼ同等で、排出する二酸化炭素(CO2)の量は2割程度少なく出来る。製造コストの増加分は価格に転嫁しない方針。
2008年12月−09年2月期の四半期報告書を法定期間の14日までに提出できないと発表した。3月以降の事業計画の策定に時間がかかっているためといい、28日までに提出できるとしている。
共同開発した世界初の「圧縮熱回収蒸気駆動式エアコンプレッサ」の販売を始めた。これまで大気に捨てられていた空気の圧縮熱を回収することにより、ボイラ燃料消費を削減でき、従来のモーター駆動式のエアコンプレッサに比べて、ラングコストは約85%、CO2排出量は約90%も低減することが可能になる。
独自開発の電気自動車を7月に発売する。当面は法人や自治体に販売先を絞り販売・貸与する計画。価格は未定で、家庭用電源からなら5−8時間でフル充電、約80キロメートル走行できる。専用の急速充電器を使えば5分間の充電で約50キロ走れる。
売り 3500万株
買い 2850万株
(金額ベースも売り越し)
慶應義塾大学法学部卒。1983年に大和證券に入社、以来、マネックス証券などを経て現在リテラ・クレア証券で相場情報などに携わっている。営業やディーラーの経験を基に、より実戦に近い形でのテクニカル分析、市場分析に精通している。日本証券アナリスト協会検定会員、日本テクニカル協会会員。著書に『江戸の賢人に学ぶ相場の「極意」 』 (パンローリング)、『儲かる株価チャート集中セミナー』(ナツメ社)。清水洋介の「株式投資の羅針盤」
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