注文住宅VS.建売住宅はどちらが快適?――人や周囲との付き合い方で比較する3-7.住まいの選択、完全理解!(1/3 ページ)

» 2009年04月14日 07時00分 公開
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「住まいの選択、完全理解!」とは?

人の暮らしに欠かせない「衣食住」の中の1つ、「住まい」。人のライフスタイルが様々になったように、住居形態や住み方にもたくさんの選択肢が増えました。でも、あなたは自分に本当に合う住居スタイルをすぐにイメージできますか?  本連載では、住まい選びをする際のお手伝いとなるポイントをまとめていきます。

※本記事はHOME'S CLUBが執筆しています。本記事のテーマに関連するさまざまな調査結果や、住まいにまつわる一般の声についてはHOME'S CLUBの「住まいの選択、完全理解!」で読むことができます。


 注文住宅や建売住宅はほぼ購入一戸建てであることを考えると、賃貸に比べると人との付き合い方もより密接になりそうです。まず、注文住宅と建売住宅を比べる前に、現在の地域での付き合いの程度をアンケートで見てみましょう。

 無作為に抽出した全国20歳以上の人に「現在地域でどの程度付き合っているか」と聞いたところ、「よく付き合っている」の22.3%と「ある程度付き合っている」の49.4%を合わせて、「付き合っている」と答えた人の割合が約7割となっていました。都市規模別では「付き合っている」と答えた人の割合は小都市・町村で、「付き合っていない」と答えた人の割合は大都市・中都市で、それぞれ高くなっており、大きな都市になるにつれ近所付き合いが薄れていることが分かります。

 また、「地域での付き合いはどの程度が望ましいと思うか」というアンケートでは、「住民すべての間で困ったときに互いに助け合う」が36.7%、「気の合う住民の間で困ったときに助け合う」が25.8%と半数以上を占めています。近隣住民や地域とのコミュニケーションはいざというときの力になると考えている人が多く、またそれには日ごろの交流が大切と感じている人が多いようです。

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