<NYダウ>休場
<NASDAQ>休場
<為替:NY終値>100.17-100.23
聖金曜日で株式市場などは休場となりました。今週からは決算発表も本格化するなかで企業業績にも底入れ感がでるかどうかなどが注目され、決算動向に一喜一憂することになるのでしょう。
先週末の日本市場は米国株高を受けて大幅高で始まったものの、週末の手仕舞い売りやヘッジ売りに押され、銀行株がストップ安となるなど指数の足を引っ張る要因もあり、一時軟調となる場面もありました。結局最後は買戻しもあって堅調とはなったのですが、心理的な節目でもある9000円を抜けての引けとはならず、米国株高などの割りに上値の重い展開となりました。買戻し以外の買い手が見当たらず、買いが続かないといった状況です。
週末は米国市場が休場となりましただ、特に大きなニュースもなくヘッジ売りの買戻しや週末の日本市場が上げきらなかったことなどから底堅い堅調な展開となるのではないかと思います。為替も大きな動きはなく、朝方に主要な決算が発表されることもなく手掛かり材料難の中で買い戻しが入る銘柄は高いというような動きになるのではないかと思います。日本市場も決算発表が本格化する前に持ち高を調整するような動きが続くものと思われ、これまでのような戻りを試す状況には変わりないものと思います。
9000円という心理的な節目を抜けるかどうかが注目されますが抜けてもまだまだ1月の高値水準や昨年11月の高値水準である9300円から500円あたりの水準が上値を押さえることになりそうです。まずは8800円の水準、あるいは9000円を抜けたところで9000円の水準での底堅さを確認することになるものと思います。本日は9000円を抜けるかどうかが注目され、9000円を超えたところで上値を押さえられるような展開になれば、手仕舞い売りがかさんでしまうものと思います。
◇3月の企業物価指数(日銀)
◇復活祭に伴う休日で英独をはじめ欧州の株式市場など休場
◇決算・2月期:ローソン(2651)、松屋(8237)
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