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» 2009年04月06日 18時46分 UPDATE

もうクサイとは言わせません。着るだけで「加齢臭」をカットするアンダーウエア

ゴールドウインとオペロンテックスは共同で、着るだけで「加齢臭」と「汗のニオイ」を減少させる新素材「マキシフレッシュプラス」を開発した。「もしや加齢臭があるのでは」と不安な方は一度試してみてはいかがだろうか?

[土肥義則,Business Media 誠]
yd_karei1.jpg 着るだけで加齢臭をカットできるという「マキシフレッシュプラス」のアンダーウエア

 40歳に近づいてきたころから「自分がオヤジ臭い」と感じたことはないだろうか。ここでいうのは「精神的にオヤジっぽくなった」という話ではなく、物理的な”ニオイ”のことである。一般的に人間は40歳ころから、ノネナールという成分と汗の成分(アンモニア、酢酸、イソ吉草酸)がミックスされて生まれる独特なニオイがするようになるという。これがいわゆる加齢臭だ。

 スポーツウエアなどを開発するゴールドウインの調査によると、98.7%の女性が「中高年男性の加齢臭を不快に感じたことがある」のに対し、「相手が自分の体臭を不快に感じていると自覚したことがある」中高年の男性は、わずか19.3%。ひょっとしてあなたの周囲の人も「(あなたに)ニオイのことを伝えたくても伝えられない」と悩んでいるのかもしれない。

 加齢臭対策の商品といえばデオドラント製品やシャンプー、せっけんなど消耗品が多い。しかしゴールドウインとオペロンテックスは4月6日、着るだけで加齢臭や汗のニオイを減少させる新素材「マキシフレッシュプラス」を使ったアンダーウエアを発表した。すでにゴールドウインではナノテクノロジー加工を施した「マキシフレッシュ」を開発しており、汗のニオイを抑えたTシャツなどに応用している。そして新製品のマキシフレッシュプラスはオペロンテックスが生み出した「ライクラファイバー」の素材を加えることで、汗だけでなく、加齢臭のニオイもカットしたという。

 新素材のマキシフレッシュプラスについて、ゴールドウイン・アウトドアスタイル事業本部の渡辺貴生部長は「何度洗濯しても消臭や抗菌機能は低下しない。効果は半永久的に持続する」と話す。マキシフレッシュプラスを使ったアンダーウエアは4月下旬から、ザ・ノース・フェイス、ヘリーハンセン、エレッセ、カンタベリーの4ブランドで発売を開始する。価格はアンダーシャツ(Vネックタイプ、クルーネックタイプ)が3990円、ボクサーブリーフ(前閉じローライズタイプ、前開きボクサータイプ)が2940円。

マキシフレッシュプラスの消臭機能

 マキシフレッシュプラスはどのくらいの消臭機能があるのだろうか? 繊維評価技術協議会が定めた基準によると、加齢臭の原因といわれているノネナールのニオイを89%カットするほか、汗のニオイの臭気成分アンモニアは99%、酢酸84%、イソ吉草酸99%、それぞれニオイの成分を抑えるという。ちなみにマキシフレッシュプラスを使用していない加工品の場合、ノネナールとアンモニアの消臭率は20%ほど。

yd_karei.jpg マキシフレッシュプラスのアンモニアとノネナールに対する消臭率

 マキシフレッシュプラスの消臭メカニズムについて、ライクラファイバーの開発に2年間費やしたというオペロンテックスの高主秀一(たかぬし・しゅういち)社長は「ノネナールを素材に吸収させるだけでは不十分。汗のニオイの基となるアンモニアを中和させ、酢酸とイソ吉草酸を吸着させることで加齢臭を消す効果がある」としている。

 ゴールドウインによると、マキシフレッシュプラスの販売計画は5万枚。今後はポロシャツやトレーニングシャツのほか、マクラ、シーツなど、日常で使用される製品も開発中だという。

 自分の身体から発生している加齢臭――。アンダーウエアだけにとどまらず、さまざまな商品が販売されると、オフィスや満員電車の中などで周りの人に不快感を与えない日が訪れるかもしれない。

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ニオイ | 中高年 | 新素材 | 抗菌 | オヤジ


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