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日経平均 | 8719.78円 | △367.87円 |
売買高 | 29億1307万株 | − |
日経平均先物 | 8690円 | △310円 |
売買代金 | 1兆7423億円 | − |
TOPIX | 826.69 | △32.87 |
値上がり銘柄 | 1413銘柄 | − |
東証マザーズ指数 | 313.63 | △3.28 |
値下がり銘柄 | 218銘柄 | − |
日経ジャスダック平均 | 1021.70円 | △4.16円 |
変わらず | 70銘柄 | − |
騰落レシオ | 126.75% | △3.34% |
米国での景気底入れ期待から大幅高
米国株が大幅高、為替若干円高に振れたのですが、外国人売買動向(市場筋推計、外資系11社ベース)も連日の買い越しと伝えられたことに加え、新聞報道でトヨタ(7203)などが海外子会社の配当課税撤廃で利益が上ブレする可能性があると報じられたことから、自動車株やハイテク銘柄を中心に軒並み買い気配から始まるなど堅調な展開となりました。寄り付きの買いが一巡したあとも新年度入りで新規資金流入が期待されることもあり、買い急ぐ動きも見られ大幅高水準で強含み、前場も高値圏での引けとなりました。
後場に入っても買い気は衰えず、寄り付きから前場の高値を上回って始まると目先筋の買戻しなども交えながら一段高となりました。ただ、さすがに前日比で300円高を超えるところでは今度は戻り売りや目先筋の売りがかさみ上値を押さえられましたが、底堅さが見られると買戻しや買い直しが入り一段と上昇、その後も目先筋の手仕舞い売りなどをこなして物色対象を広げながら最後まで堅調な地合いが続き、日経平均は8700円を超え、高値圏での引けとなりました。
小型銘柄も堅調なのですが主力銘柄が大きく上昇となる中上値の重い展開となりました。東証マザーズ指数と二部株指数はかろうじて大幅高といえる上昇となりましたが、日経ジャスダック平均は堅調というに止まりました。先物も朝方からまとまった買いが見られましたが、散発的であり、相場の方向性を示すような動きはありませんでした。まとまった売りも節目節目では出ていたようですが、下値を売り叩く動きもなくあくまでも目先筋が中心となっていたようです。
底入れ感がかなり強まってきました。日経平均もあっさりと8500円水準の節目を抜けて今度は3月につけた8800円水準を抜けるかどうかと言うところでしょう。ただ、ここまであっさりと上昇したことで、下値も8200円水準では堅いものと思われ、うまく行けば8500円前後でも下値の堅さを確認するような動きになるかもしれません。まだまだちょっとした経済指標の悪化などを受けて売り直される場面もあるのかもしれませんが、少なくとも一時の悲観的な動きは一段落となったようです。期末要因の売りが止まったことで、買い方の回転も効いているようです。明日は週末と言うことで上げ一服となるのではないかと思われますが、底堅い動きは続くものと思います。
遅行線も雲を抜けて来ました。RSIもストキャスティックスも下げ足りず、すぐに過熱感が強まるもの思われますが、とりあえずは3月の高値水準である8800円を試す動きとなるのでしょう。8800円を抜ければ達成感から8700円から8800円水準での底堅さ、あるいはもう一段下である8500円水準での底堅さを確かめる動きとなり、それでも過熱感が冷める動きにならなければ雲のサポートを確認するような動きになるのでしょう。
再び雲を抜けて来ました。基準線でのサポートを確認した格好であり、「三役好転」と見ても良いものと思いますが、遅行線が雲を抜け切っていないことやRSIやストキャスティックスが下げ切っていないことから、遅行線が雲に上値を押さえられ上値の重い展開となりそうです。ただ、下値もしっかりと雲にサポートされるものと思います。
上値の重さを気にしながらも遅行線が日々線にサポートされるような格好で強含みの動きです。RSIもストキャスティックスも過熱感が強いわけでもないのですが、下げ足りず、まだ上値を一気に抜けるようなことでもないのでしょうが、下値は遅行線が日々線にサポートされ、日々線は転換線や基準線にサポートされて底堅い動きが続くものと思います。
米国景気底入れ期待でハイテク銘柄や自動車株を中心に買われる
米国市場で自動車販売に下げ渋り感が出たことや海外子会社の配当課税撤廃のメリットで黒字に転じる可能性があるとの報道を受けて大幅高となりました。相場全体の底入れ感も主力銘柄である同社株の買戻しを急がせる要因となったものと思います。
上げ一服となっていたところで、傘下のコンビニエンスストアが中国へ進出すると報道され、好感する動きから大幅高となりました。相場全体の地合いのよさも手伝って大きな上昇となりました。
相場全体の地合いが好転するなかで依然として持高調整と見られる売りに押されました。業績面で不安が少なかっただけに空売りが積み上がっておらず、買戻しが少ないことや底値付近での出来高が多く、戻り売りに押されているものと思われ、目先的な需給要因で上値を押さえられているものと思います。
アミューズメントパークの入場者が過去最高と報じられ買い先行で始まりましたが、ある程度織り込まれていたことや、ここまで大きく売り込まれることがなかったことから、買戻しが入らず上値も限定的となりました。
米国市場で景気底入れ感が出たことに加え、トヨタ(7203)同様に海外子会社の配当課税撤廃メリットも大きいとみなされ空売りの買戻しなどもあって大幅高となりました。
5月決算の予想を下方修正したことから寄り付きから売りが先行、大幅下落となりました。ある程度業績不振は織り込んでいたものの、予想を超える下方修正であり、減配も加わったこと、また、相場の地合いが好転しているだけに乗り換えの対象となって下げ幅を広げたものと思われます。
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