『らき☆すた』原作者の旧自宅に行ってみた誠 Weekly Access Top10(2009年3月21日〜3月27日)(2/2 ページ)

» 2009年03月30日 20時20分 公開
[堀内彰宏,Business Media 誠]
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 幸手市でも鷲宮町と同じく、幸手市商工会が中心となって『らき☆すた』の携帯ストラップや商品券を販売している。販売に当たっては鷲宮町商工会と綿密な相談を重ねたそうで、鷲宮町と同様に全15種類の携帯ストラップを1店で2種類までしか扱えなくしているほか、原作者旧自宅への入場券も入場時間帯ごとに別々の店で販売している。これによって特定の商店に利益が偏らないよう工夫しているのだ。

商品券案内(左)、やたら大きい「らきメロンパン」(右)

 原作者の旧自宅があるのは、町中心の幸手駅前商店街から少し離れた場所。住宅が複雑に入り組んだところにあるので、筆者と同じ時間帯の入場券を買った人は全員迷って、入場時間に遅刻していた。

 旧家は3階建てで、リビングや水回りは2階にあるという珍しい構造。3階は屋根裏部屋のようなデザインになっており、周辺の住宅と比べても異色でこだわりを感じた。

表札は「泉」(『らき☆すた』の主人公、泉こなたの苗字)に変更している(左)、ギャラリー案内(右)

入り口には書き下ろしの絵が飾られている(左)、実際に原作者が使用していた机だという(右)

『らき☆すた』登場人物の部屋を模している(左)、奥の部屋では『らき☆すた』グッズを展示(右)

階段にはマンガが飾られている。ちなみにギャラリーでアルバイトとして働くお姉さんは、研修で「『らき☆すた』のマンガ読んでおいて」と言われたらしい

2階は畳の部屋に仏壇が置いてある(左)、リビングはコミュニケーションスペースとしてネットカフェに(右)

物販コーナーではチョココロネも販売している

3階(屋根裏)もコミュニケーションスペース。交流用ノートが置いてあるほか、来訪者が写真を張るための聖地巡礼写真展示コーナーもある(左)、萌えるゴミ入れ(右)

 3月28日のオープン日には原作者の母親も訪れ、差し入れが届けられたという。施設への誘導など運営はまだ手探り状態のようだが、人気がどこまで続くかといったことも含めて、これからどうなるか気になるところだ。約半年間の運営予定で、運営日は土・日・月曜日・祝日(春・夏休み期間は別途運営日を設ける)。営業時間は11時から16時55分まで(時間入れ替わり制)。入場料は420円だ。

 ところで編集長これって取材費出ま……いや、何でもないです。ごめんなさい。

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