調査リポート
» 2009年03月25日 13時23分 UPDATE

どのくらいダウンまで耐えられますか? あなたの年収

現在勤めている会社で、定年まで働きたいと考えている人はどのくらいいるのだろうか? NTTデータ経営研究所の調査によると、3人に1人は「定年まで働きたい」と回答。40代までは年齢上昇とともにこの割合が高まっているが、50代では急激に落ち込んでいることが明らかに。

[Business Media 誠]

 不景気の影響で「ボーナスがカットされた」「給料が上がらない」といった人も多いだろうが、現在の年収に満足している人はどのくらいいるのだろうか? 今の年収に「大いに満足している」という人はわずか3.7%、「どちかといえば満足している」(38.5%)を合わせると、約4割のビジネスパーソンは“満足”していることが、NTTデータ経営研究所の調査で分かった。

 従業員規模別で見ると、今の年収に満足している割合が最も多かったのは「5000人以上」(54.6%)、次いで「1000人〜5000人未満」(44.0%)、「300人〜1000人未満」(35.4%)、「300人未満」(34.5%)。従業員規模が大きくなるほど年収に満足している人が多く、「大手企業における処遇が、中小企業に比較して安定していることがうかがえた」(NTTデータ経営研究所)としている。

 「年収が、あと最低どのくらいアップすれば、より満足するか」との質問には「100万円〜200万円未満」が最も多く36.0%、次いで「50万円〜100万円未満」(28.8%)。この2つを合わせると「50万円〜200万円未満」の割合が64.8%を占めた。男女別で見ると、「100万円未満」の割合は男性29.5%に対し、女性は66.3%に達していることから「男性と比較して女性の場合は、より少額の処遇条件の改善によって満足度の向上が期待できる」(同)

yd_money.jpg 年収が最低どのくらいアップすれば満足するか? (クリックして拡大、出典:NTTデータ経営研究所)

3人に1人は現在の会社で働き続けたい

 あなたは年収がどのくらい下がっても、耐えられることができるだろうか? この質問に対し「50万円未満」(68.7%)と回答する人が圧倒的に多く、次いで「50万〜100万円未満」(20.4%)だった。また「100万円以上」と答えた人はわずか11.0%。「深刻な不況時代に突入し、企業の人件費削減は必至とみられるが、働く社員にとっては年収水準をできるだけ維持したいところだろう」(同)

yd_money1.jpg 年収がどのくらいダウンまで耐えられますか? (クリックして拡大、出典:NTTデータ経営研究所)

 現在勤めている会社で、この先何年くらい働きたいと考えている人が多いのだろうか? 最も多かったのは「定年まで勤めるつもり」で32.7%と、3人に1人は現在の会社で働き続けたいようだ。年代別で見ると、20代が11.2%、30代が31.6%、40代が44.4%と、年齢上昇とともに割合は高まっているが、50代では26.0%と急激に落ち込んでいる。また50代で「10年以内に転職する可能性がある」と答えた人は60.5%にも達したことから「少子高齢化の影響を受けた雇用延長で一時は中高年層の定着率も高まると思われたが、不況期の渦中にあって、雇用の先行きに不安を感じている中高年層が多いようだ」(同)

 インターネットによる調査で、1069人が回答した。調査期間は2008年12月24日から12月26日まで。

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