こうすればワタシは“落ちる”――現役キャバ嬢に「口説き方」を聞いた(後編)現役東大生・森田徹の今週も“かしこいフリ”(3/4 ページ)

» 2009年03月10日 07時00分 公開
[森田徹,Business Media 誠]

 ここで筆者は「あれ? それで本当に落ちるの?」と彼女に聞いた。すると「女の子は絶対にコロリンって感じだよ」と。さらに「ここまでやってダメならあきらめろ! って感じだよね」と、彼女は笑顔で話していた。しかし筆者は「言うは易し行うは難し」ではないか、と感じた。彼女が言っていることは簡単なことかもしれないが、時間になればスッと席を立つ……などスマートに対応できる自信は、残念ながら筆者にはない。

 しかし「難しい」「自信がない」と言っていては、女性を口説き落とすことはできない。彼女が言っていた男性像が100点だとして、せめて70点を取ることはできないだろうか。次のデートにつなげられるくらいの好感度は「維持できた」として話を進めよう。

オフの私の口説き方(3)―告白まで―

 「私の場合、お客様でなければすぐフェードアウトしてしまう」というマイちゃん。彼女の頭の中から自分が“フェードアウト”しないためには、どのようにすればいいのだろうか?

 「前回のデートで女の子としては、気にはなっているわけじゃない。だから、重くならない程度の連絡を続けて、1日中考えているような感じになれれば最高かな」という。重くならない程度の連絡の頻度というのは人によりけりだが、彼女の場合は多忙だということもあって、2〜3日に1回くらいのメールが最適のようである。

 次に、どのタイミングで口説くなり告白をすればいいのだろうか? 「前回のデートであそこまで優しくされているわけだから、次にデートに誘われれば女の子もきちんと時間を取ってくれるはず。また忙しいとか1時間とか言われたら、脈なしだよね」とも。

 告白のタイミングについては「フェードアウトしないように、今すぐに!」だそうだ。決断を迫られないと、本当に好きなのかどうか自分でも分からない……女心とは難しいものだ。

 彼女に告白して、了承してもらえれば万々歳だ。しかし断られたらどうすればいいのだろうか? 「脈アリっぽいのに断られた場合は、最初の告白では警戒して断るということもあるかも。ちょっとはねばってみた方がいいかな。女の子としては『マジでお前しかいないんだ!』くらいの押しが欲しいから」

 1週間くらいの期間を空けて、再度チャレンジするのも一案のようだ。キャバ嬢として“言葉の軽さ”というものをしみじみ感じている彼女にとっては、言動での信頼が必要だ。

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