160円のハンバーガーも登場――モスバーガーが新商品を発表

» 2009年03月05日 14時57分 公開
[堀内彰宏,Business Media 誠]

 モスバーガーを展開するモスフードサービスは3月5日、下位価格帯と上位価格帯の新商品を3月〜7月にかけて投入すると発表した。

 下位価格帯では従来の「ハンバーガー」(220円)、「チーズバーガー」(250円)に代わり、「新ハンバーガー(仮称)」(160 円)、「新チーズバーガー(仮称)」(190 円)を7月初旬から発売。通常のハンバーガーのパティに比べ、重量を4分の3程度にした専用パティを使用する。「小さなお子様連れのお客様や女性の方、手軽に低価格で食べたい中高生、プラスワンアイテムとしてなど、多様なお客様のご要望に対応する商品となる」(モスフードサービス)。モスバーガーで100円台のバーガー商品を販売するのは1985年2月以来、160円以下では1980年3月以来のことだという。

 上位価格帯では、ボリューム感を楽しみたい男性などをターゲットにパティを2枚入れた「W(ダブル)」シリーズ6商品を3月24日に発売。また同時に、国産肉ハンバーグにトマトとレタスを合わせた「とびきりハンバーグサンド トマト&レタス」(420円)、「とびきりハンバーグサンド レタス」(390円)も発売する。

 モスフードサービスでは「顧客層や利用シーンによって求められる商品価値が変化しており、より幅広い価格帯の提供が必要となっています。こうした背景から今回、従来の定番品を軸とし、商品ボリュームごとに上位価格および下位価格の商品群を新たに投入し、3 つの価格帯による商品施策を展開します」とコメントしている。

「W(ダブル)」シリーズの概要(出典:モスフードサービス)
左が「とびきりハンバーグサンド トマト&レタス」、右が「とびきりハンバーグサンド レタス」

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