徐々に普及が進んでいる薄型テレビ。保有している人はどのようなタイミングで購入したのだろうか。
C-NEWS編集部の調査によると、薄型テレビの保有者に購入時期を尋ねたところ、最も多かったのは「2007年」で31%。以下、「2008年」(27%)、「2006年」(19%)、「2005年」(9%)が続いた。ここ2年で買った人は6割強を占めているようだ。
薄型テレビの購入価格を尋ねたところ、平均額は18万8206円。2008年7月に実施した同社の調査(参照リンク)では19万8104円だったので、半年ほどで1万円ほど下がっていることになる。男性(18万2115円)より女性(19万4766円)の方が高く、また年代が上になるほど購入金額は高くなっている(20代16万2404円、30代18万9733円、40代19万5157円、50代20万3112円)。
項目ごとに薄型テレビを購入した時に重視した度合い※を聞くと、最も重視されたのは「価格」で7.2点。以下、「タイプ(液晶/プラズマ/リアプロなど)」(5.8点)、「画質の良さ」(5.2点)、「地上デジタル放送対応の有無」(5.1点)、「メーカー・ブランド」(4.5点)、「本体の大きさ」(4.4点)が続いた。
逆に「DVD/HDDレコーダーとの連携性」(−0.6点)や「起動・反応の速さ」(−0.5点)はそれほど重視されていないようだ。
今後、利用したいメーカー(ブランド)を尋ねると、トップはシャープ「AQUOS(アクオス)」で38%。以下、パナソニック「VIERA(ビエラ)」(16%)、ソニー「BRAVIA(ブラビア)」(13%)、東芝「REGZA(レグザ)」(8%)、日立「Wooo(ウー)」(3%)が続いた。シャープ「AQUOS」が断トツでトップだが、過去の調査と比較すると回を経るごとにパナソニック「VIERA」、ソニー「BRAVIA」、東芝「REGZA」などの第2集団が追い上げている。
インターネットによる調査で、対象は薄型テレビを保有している20歳以上のインターネットユーザー。調査期間は2月13日から14日。
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