現役女子大生のキャバ嬢に学ぶ! プロフェッショナルなトーク術(前編)現役東大生・森田徹の今週も“かしこいフリ”(6/6 ページ)

» 2009年03月03日 07時00分 公開
[森田徹,Business Media 誠]
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 キャバ嬢はどんな客を好み、どんな客を嫌っているのだろうか? 「まずキャバ嬢として、汚い話だけどお店に来てもらってナンボなの。だから、お店の外で会いたがるお客様はNGだし、そういったお客様はお金を持っていないことが多いというのもあるけれど、体を触ってきたりするたちの悪いお客様であることが多い。だから、まずお客様としてキャバ嬢の苦労を分かっているというのが条件になっちゃうよね」ということだ。例えば、前出のようにアフターは女の子にとって何のメリットもないし、同伴も「『そんな食事とか大変でしょ? お店の前で待ち合わせすればいいよ』っていうお客様がいると、助かるなーって感謝しちゃう」。というわけで、無理矢理店の外に連れ出しても無駄だというのが実情のようだ。

 「元をとろうとしてキャバクラに来ている人は、いくらカッコ良くてもやっぱりシラケちゃう。1番安い時間帯にしか来なかったり、キャバ嬢の分のお酒を頼んでくれなかったりすると、キャバ嬢としてバックが入ってこないから働きがいがないし、やっぱり余裕がなくちゃね。逆にキャバ嬢の苦労を分かってくれて、いろいろ優しくされると感謝もするし、『あー、この人いいかも』ってグラッとくるかな」。1時間に3万円も使っても“余裕がない”と思われるのだから、女遊びはなかなかお金がかかるもの。女の子を口説くには、相当の経済力と器の大きさが必要そうだ。

 次にオフのマイちゃんも気になるところだが、そろそろ読者の中には「読んでいて疲れてきた」という方もいらっしゃるかもしれない。なので「後編にご期待!」という文句で終わりにしよう。

 →後編に続く。

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