コラム
» 2009年02月28日 11時50分 UPDATE

あなたの隣のプロフェッショナル:経営コンサルタントの仕事とは――藤沢烈さん(前編) (1/4)

「これからの日本に必要なのは、革新的な経営感覚を持った若き経営者だ」――そう考え、有望な人材の発掘・育成のサポートに日々邁進する経営コンサルタントがいる。藤沢烈、33歳。マッキンゼー出身、現在は独立してベンチャー企業のコンサルティングを行う、彼の日常とは?

[嶋田淑之,Business Media 誠]

「あなたの隣のプロフェッショナル」とは?:

人生の多くの時間を、私たちは“仕事”に費やしています。でも、自分と異なる業界で働く人がどんな仕事をしているかは意外と知らないもの。「あなたの隣のプロフェッショナル」では、さまざまな仕事を取り上げ、その道で活躍中のプロフェッショナルに登場していただきます。日々、現場でどのように発想し、どう仕事に取り組んでいるのか。どんな試行錯誤を経て今に至っているのか――“プロの仕事”にロングインタビューで迫ります。インタビュアーは、「あの人に逢いたい!」に続き、戦略経営に詳しい嶋田淑之氏。本連載では、知っているようで知らない、さまざまな仕事を取り上げていきます。


 外資系企業が軒を連ね、独特の垢抜けた雰囲気が漂う街、東京・神谷町。その一等地に、目指すオフィスはあった。現われたのは、これまたスタイリッシュで洗練された立ち居振る舞いの男性、藤沢烈さん、33歳だ。大学時代は、各分野で活躍する全国各地の同世代、実に3000人あまりの出逢い・交流を促進するなど、カリスマ的なネットワーカーとして名を馳せ、経営コンサルティング会社の雄マッキンゼー勤務を経て独立。現在は、株式会社RCF(参照リンク)の代表取締役として、若いイノベーターたちに対する経営コンサルティングを手がけ、支持を集めているという。

 藤沢さんとは、一体どういう人物なのか? 経営コンサルタントとしてどのような仕事をしていて、ほかの人にない彼の強みとは何か? ここでは彼の現在の仕事について聞いていく。

ay_retz01.jpg 株式会社RCFの代表取締役、藤沢烈氏

これからの日本に必要な「若きリーダーたち」を育成したい!

 世の中に経営コンサルタントを名乗る人は多いが、彼らが日々、実際にどのような仕事をしているのかということになると、よく分からない場合が多い。藤沢さんは、何を思い、具体的には、どのような仕事をしているのだろうか?

 「私は、これからの日本には、イノベーティブな経営感覚をもった若きリーダーが多数必要だと思っています。企業経営者はもとより、大企業のミドルであれ、行政官であれ、どんな立場の人にも、そうした感覚が必要です。ですから、私は、現在、自分のビジネスの柱として、ベンチャー企業の経営サポートをしつつ、同時に、そうした人材の発掘・育成を手がける団体などの経営サポートも行っています」

 具体的には、そうしたベンチャーの何をどのようにサポートしているのだろうか? 「創業前からのケースも含め、企業としての“テイクオフ”をサポートすることに重点を置いています。と言っても、既存のものを右から左に動かして、ハイいくら……というようなビジネスをする企業に興味はありませんし、また下請けというか、受託型の仕事ばかり請け負っているような企業も扱いません。あくまでも、イノベーションを通じて社会に対し新しい価値を提供しようというタイプのベンチャーを対象にさせてもらっています。業界は限定しませんが、特定の市場を想定し、一定のシェア(トップシェア)を取ることを目指している、オンリーワン志向の企業ですね」と、その方向性は、きわめて明確である。

ay_retz05.jpg 株式会社RCFのWebサイト
       1|2|3|4 次のページへ

Copyright© 2016 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

Loading

注目のテーマ