連日のように議論が繰り広げられている「定額給付金」(給付金)だが、中学生と高校生はどのように感じているのだろうか。自分の分の給付金を「受け取りたい」という中高生は71.7%(全額37.3%、一部34.3%)に達していることが、電通リサーチ大阪支社の調査で明らかになった。
「全額を受け取りたい」が最も多かったのは男子高生で47.2%、逆に最も少なかったのは女子高生で27.6%。
給付金を受け取ることができるのは世帯主だが、中高生は家族にどのように配分されると思っているのだろうか。最も多かったのは「家族全員で使うと思う」で32.4%、次いで「父母が預かり配分されないと思う」(23.5%)、「家族1人1人に配分されると思う」(18.4%)という結果となった。
携帯電話を使った調査で、関東(東京、神奈川、千葉、埼玉)と関西(大阪、京都、兵庫、奈良、滋賀、和歌山)に居住する中高生の男女1000人が回答した。調査期間は2月1日から2月4日まで。
中高生には1人当たり2万円の給付金が支給される予定だが、もし手にすることができればどのように使いたいと考えているのだろうか。給付金を「消費する」という中高生は、全体で56.5%。そのうち「飲食・レジャー」(11.2%)として使う人が最も多く、次いで「洋服・ファッション」(10.2%)、「趣味・スポーツ用品」(6.4%)、「ゲーム機、ソフト」(6.0%)と続いた。
一方、給付金を「預金する」という中高生は26.0%と、4人に1人は“堅実派”のようだ。このほか「学費」(8.4%)や「小遣い、生活費」(4.6%)にまわす中高生も少なくなかった。
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