調査リポート
» 2009年02月19日 14時50分 UPDATE

転職したい人と転職したくない人、それぞれの理由

100年に1度と言われる不況下だが、それでも転職したいという人はいる。転職したい人と転職したくない人、それぞれの理由を尋ねてみた。イーキャリアプラス調べ。

[堀内彰宏,Business Media 誠]

 不況による業績悪化で人材の採用を停止している企業もあることから、転職を希望する人にとっては厳しい状況となっている。転職したい人、転職したくない人はそれぞれ、どのようなことを考えているのだろうか。

 イーキャリアプラスの調査によると、転職を希望している25歳〜35歳のビジネスパーソンに、転職したい理由を尋ねたところ、トップは「年収をアップさせたいから」で49.0%。以下、「やりがいのある仕事をしたいから」(48.5%)、「スキルアップしたいから」(36.0%)、「人間関係の良い職場で働きたいから」(31.5%)、「年齢を考えると最後のチャンスだから」(28.0%)、「勤務時間や休日など待遇の良い職場で働きたいから」(25.5%)が続いた。

ah_tensita.jpg (転職を希望している人に)転職したい理由(出典:イーキャリアプラス)

 転職する場合の業界・職種を聞くと、最も多かったのは「異業界の同職種」(31.0%)。以下、「異業界の異職種」(30.0%)、「同業界の同職種」(29.5%)、「同業界の異職種」(9.5%)が続いた。同業界よりは、異業界に行きたいという人の方が多いようだ。

ah_gyousyoku.jpg (転職を希望している人に)転職する場合の業界・職種(出典:イーキャリアプラス)

転職したくない理由

 転職を希望していないビジネスパーソンは、どういう理由からなのだろうか。経験やスキルに自信がある人とない人に分けて、転職したくない理由を尋ねた。

 経験やスキルに自信がある人で最も多かった理由は、「不況なので、次の転職先が見つかる保証がないから」で42.7%。以下、「現状に不満がないから」(34.4%)、「今の会社でもっと経験を積みたいから」(19.1%)、「人間関係を一から構築するのが大変だから」(16.8%)、「転職活動自体が面倒だから」(16.0%)が続いた。

 経験やスキルに自信がない人で最も多かった理由も、「不況なので、次の転職先が見つかる保証がないから」で49.3%。以下、「自分のスキルに自信がないから」(34.8%)、「現状に不満がないから」(29.0%)、「人間関係を一から構築するのが大変だから」(23.2%)、「転職活動自体が面倒だから」(18.8%)が続いた。

ah_tensitaku.jpg (転職を希望していない人の)転職したくない理由(出典:イーキャリアプラス)

 希望退職者を募る企業も増えているが、転職を希望していなくても応募したいという人はいるのだろうか。転職を希望していない人に、希望退職制度の利用意向を聞くと、「利用したい(利用したいと思う+条件によっては利用したいと思う)」が62.0%。経験やスキルに自信がない人(57.9%)より経験やスキルに自信のある人(64.1%)の方が利用したいという人が多かった。

 「自分の経験やスキルに自信があることで、今の会社に残ることに固執せず、良い条件であれば『希望退職制度を利用してもよい』と考える人が多くなっていると推察できる」(イーキャリアプラス)

 インターネットによる調査で、対象は全国の25歳〜35歳のビジネスパーソン400人(現在転職を希望している人は200人、希望していない人は200人)。調査期間は2月9日から16日。

ah_kiboutaisyo.jpg (転職を希望していない人の)希望退職制度の利用意向(出典:イーキャリアプラス)

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