世界中の映画ファンが注目するアカデミー賞の授賞式が2月22日に行われるが、日本人はどのような映画を好んでいるのだろうか。
C-NEWS編集部の調査によると、製作国(地域)による映画の好みを尋ねたところ、トップは「洋画(ハリウッド映画)」で50%。以下、「邦画(日本映画)」(32%)、「特にない」(9%)、「洋画(欧州映画)」(5%)、「アジア映画」(2%)が続いた。
年代別に見ると若い世代ほど、洋画(ハリウッド映画)を好む比率が下がり(50歳以上58%、40代63%、30代49%、20代45%、10代39%)、邦画(日本映画)を好む比率が上がっている(50歳以上26%、40代27%、30代31%、20代39%、10代39%)。
どれだけ映画を見るのだろうか。場所や手段ごとに「あなたは最近1年間に何回映画を見ましたか?」と尋ねると、トップは「無料テレビ放送」で7.2回。以下、「レンタルDVD・ビデオ」(5.4回)、「映画館」(2.7回)、「無料ネット配信」(1.8回)、「有料テレビ放送」(1.7回)、「セルDVD・ビデオ」(1.3回)、「有料ネット配信」(0.2回)が続いた。
すべてを合計すると1年間に映画を見た回数は20.3回となり、2008年調査の22.1回からは1.8回減少している。
映画館で作品を決める時に何を重視するかを尋ねたところ、トップは「ストーリー」。以下、「作品のジャンル」、「好きなシリーズの作品であること」、「出演者・キャスト」、「話題性」、「上映館の場所」が続いた。一方で、「作品の長さ・上映時間」、「有名な評論家の勧め」、「監督」などはそれほど重視されなかった。
インターネットによる調査で、対象は男女1000人(男性500人、女性500人)。調査期間は2月6日から7日。
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