最もBlu-rayの良さを引き出した作品は「ダークナイト」――第1回DEGジャパン・アワード

» 2009年02月18日 11時00分 公開
[堀内彰宏,Business Media 誠]
グランプリを受賞した「ダークナイト」(出典:ワーナー・ブラザーズ)

 DEGジャパンは2月17日、「第1回DEGジャパン・アワード ブルーレイ大賞」の授賞式を開催、グランプリはワーナー エンタテイメント ジャパンの「ダークナイト」が獲得した。。

 同賞はBlu-rayソフトの特徴を生かした映像作品を表彰するもので、審査員の投票による1次選考、合議による2次選考を経て受賞作品を決定した。審査員はAV評論家の麻倉怜士氏や藤原陽祐氏、本田雅一氏、映画及びDVD専門誌の編集長らが担当した。審査対象となったのは、2008年に国内で発売・販売されたBlu-ray作品。

 審査委員長の麻倉怜士氏は「ダークナイトは一次審査の時から全員が『最高だ』という評価で一致していた。IMAX※部分の雰囲気が良くて、大画面で見たときの解像感が全然違う。IMAXという非常に大きなフォーマットをBlu-rayの中に入れたことで、Blu-ray自身の価値も上がった。単に作品が良いというだけではなく、これからのBlu-rayシーンを引っ張るということで(グランプリを)差し上げたい」とコメントした。

※IMAX……通常の35ミリの10倍以上、70ミリの3倍以上という大きさのフィルムを使った映像のこと。

 ダークナイトの画質の高さは一般にも認められているようで、「2008年末にBlu-ray版を出してから、(DVD版よりも)Blu-ray版の売れる比率が(ほかの作品と比べて)極端に高い」(ワーナー エンターテイメント ジャパン)という。受賞作品の一覧は以下の通り。

受賞作品一覧(出典:DEGジャパン)

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