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» 2009年02月16日 18時30分 UPDATE

誠 Weekly Access Top10(2009年2月7日〜2月13日):あなたを見つめていいですか?

人と目を合わせてコミュニケーションを図るための訓練ができるDVD「ミテルだけ」。しかし、目を合わせて会話すると、目的が達せられない場合もあるのではないだろうか。

[堀内彰宏,Business Media 誠]

 先週最も読まれた記事は「二次元の女と三次元の女、見つめたいのはどっち?」。記事を配信しているミクシィでも2000以上のニュース日記が書かれるなど大きな反響があった。

 記事中で紹介しているDVD「ミテルだけ」。50人の女性たちが撮影するビデオカメラの方をじっと見つめるというもので、女性たちの目を1分間見つめるトレーニングをすることで、人見知りの羞恥(しゅうち)心やナマの女性への恐怖心を減らせるという。しかし、その話を読んでいて思った。そもそも、「相手の目を見つめることは正しいのだろうか」と。

 マニュアル世代かつ外国の価値観に弱い筆者は「欧米では目を合わさずに話すと信用されない」という言説を信じ込んで、日ごろからできるだけ相手の目を見てコミュニケーションを図るようにしている(「目をそらすと根性なしと思われる」ことに対しての恐れもある)。

 「目を見つめて話をすることが相手に対する礼儀だ」と筆者は思っていたわけなのだが、以前、年配の男性にインタビューした時、「そんなに見んといてくれ、緊張するわ」と笑いながら言われたことがある。「落ち着いて考えられないから」ということだ。

 確かに筆者も相手を見つめている分には問題はないのだが、相手が見つめ返してくるとちょっとドキドキして冷静さを失ってしまう時がある。そうなると、相手の目力に耐えることに力を使って、十分に考えがまとめられなくなってしまいがちになる。

 デートで異性を緊張させて自分のペースに持ち込みたいのならまだしも、インタビューではしっかり考えた末の言葉が欲しいわけだから、目力で負担を与えることは良くないことなのかもしれない。しかし、だからといって目を合わさずに会話すると、失礼だということで相手が怒ってしまうかもしれない。

 目を合わせるべきか、合わさざるべきか……「目を合わせなくてもいいですか?」とわざわざ聞くわけにもいかないし、どうするのがベストなのかと今でも悩んでいたりする。

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