ビデオカメラで撮った映像――ネット利用はわずか4%

» 2009年02月16日 14時37分 公開
[Business Media 誠]

 若い女性を中心にデジタル一眼レフカメラの愛好者が増えているようだが、ビデオカメラの利用者は増えているのだろうか?

 ビデオカメラを「所有している」という人は48%で、所有率が高い年代は30代(56%)と40代(58%)であることが、C-NEWS編集部の調査で分かった。ビデオカメラを所有している人に、1年前と比べたビデオカメラの使用頻度を聞いたところ「増えた(かなり増えたを含む)」と回答した人は17%、逆に「やや減った(かなり減ったを含む)」は33%。40代以上で「増えた」という人は1割未満と低く、男女別で見ると、女性(29%)よりも男性(37%)の方が「減った」人が多いようだ。

1年前と比べ、ビデオカメラを使う頻度はどうなりましたか? (C-NEWS編集部)

 今後、ビデオカメラを使う頻度については「増えると思う(やや増えると思うを含む)」と答えたのは27%。年代別で見ると、20代(44%)と30代(40%)で、「増えると思う」の回答が目立った。男女別で見ると、男性(23%)よりも女性(32%)の方が、「増えると思う」人が多いようだ。逆にビデオカメラの使用頻度が「減ると思う(やや減ると思うを含む)が多かったのは40代で38%、50代以上で15%という結果に。

 インターネットによる調査で、20歳以上の男女1000人(男女500人ずつ)が回答した。調査期間は1月23日から1月24日まで。

撮った映像、ネット利用は少数派

 ビデオカメラを使う人は、どのくらいビデオカメラを使いこなしているのだろうか。「かなり使いこなしている(やや使いこなしているを含む)」と回答した人は25%、逆に「まったく使いこなせていない(あまり使いこなせていないを含む)」は48%。年代が上がるにつれ、使いこなせていない人の割合が高い。

 ビデオカメラで撮影した映像を自分で見る以外にどういった利用をしているのか、と聞いたところ「親戚や友人などを家に招いて見せる」が最も多く47%、次いで「DVDなどに保存し、親戚や友人などに送る」(34%)となった。ちなみに「ホームページやブログ、ファイル共有サービスなどを利用する」と回答したのは、わずか4%だった。

ビデオカメラで撮った映像を自分で見るほか、どのように利用していますか? (出典:C-NEWS編集部)

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