FXでコツコツ稼ぐ――ボリンジャーバンドとは?FX好きを探せ(2/2 ページ)

» 2009年02月03日 23時45分 公開
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――どういったチャートを使っていますか?

 私が使っているチャートは、ボリンジャーバンド。今後の相場の値幅や反転するタイミングを予想するために使われることが多いチャートのようです。いろんな使い方があるようですが、私の使い方を紹介します。

 まずは最近のトレンドを見るためにローソク足(日足)を確認します。日足では数カ月間の値動きが分かります。値上がり方向なのか、値下がり方向なのか、というトレンドを把握することはどんな取引方法であっても大切なことです。実際の取引では、5分足のローソク足にボリンジャーバンドを重ねて表示させています。短時間での売買では5分足が適当だと思います。

 ボリンジャーバンドには1σ(シグマ)※と2σというラインがあって、1σの中に相場が収まる確率が約65%、2σに収まる確率が約95%と言われています。

※σとは標準偏差といって、平均からどれくらいのばらつきがあるかを計る目安。ボリンジャーバンドでは、移動平均線からどれくらいのばらつきで値動きしているのかを過去の値段の平均から計算してσの線で表しています。
図1

 ボリンジャーバンドの理論を使って、売買のタイミングを計るわけです。私の場合、2σのラインをローソク足がはみ出したら、はみ出した方向の反対の売買をすることにしています。あくまで確率論ですので、思った方とは逆に動いてしまった場合のことを考えて損切りもしています。

図2

 私の手法は逆に動くと判断して売買する「逆張り」という方法です。図2の例のように、逆張りをして買いを入れ、しばらくは買値よりも高い値段で推移すればよいですが、特に相場が下がり調子の場合は、また買値に戻るもしくはそれ以下になってしまう可能性があります。よって私の場合は2σ内に戻ったら欲張らずにすぐに決済します。

 金額で言えば数銭あるいは数十銭ほどの動きで決済です。1万ドルの取引なら数百円や数千円の儲けですがコツコツ積み上げればけっこうな利益だと思っています。

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