2008年4月からメタボリックシンドロームに着目した特定健康診査・特定保健指導が始まっているが、個人レベルではどの程度メタボリックシンドロームを意識しているのだろうか。
アリババの調査によると、メタボリックシンドロームについて「知っている」人は88.3%。男性では88.0%、女性では88.7%と性別によらず9割近くの人が知っていた。
「自分自身がメタボリックシンドロームだと思うか」と尋ねると、「メタボリックシンドロームだと思う(メタボリックシンドロームである+確信はないが、メタボリックシンドロームだと思う)」は25.4%。女性(14.0%)より男性(36.7%)の方が、メタボリックシンドロームの自覚がある人が多いようだ。
また理想の腹囲を聞くと、男性の平均は75.6センチメートル、女性の平均は63.3センチメートルだった。
内臓脂肪が蓄積すると生活習慣病を引き起こす原因となるが、メタボリックシンドローム対策を「している」という人は25.0%。女性(20.0%)より男性(30.0%)の方が対策をしている比率は高いようだ。
具体的にどのような対策を行っているか尋ねると、トップは「定期的な運動をしている」で58.7%。以下、「定期的に体重を測定している」(50.7%)、「食事制限をしている」(45.3%)、「規則正しい生活をするようにしている」(40.0%)、「サプリメントを摂取している」(18.7%)、「通院している」(5.3%)が続いた。
「定期的な運動をしている」人が最も多いようだが、具体的にはどんな運動をしているのだろうか。定期的な運動の内容を聞くと、トップは「筋力トレーニングをしている」で50.0%。以下、「ウオーキングをしている」(36.4%)、「サッカーや野球などのスポーツをしている」(22.7%)、「ランニングをしている」(18.2%)、「サイクリングをしている」(13.6%)、「泳いでいる」(6.8%)が続いた。
インターネットによる調査で、対象は20代から50代の男女有職者300人(男性150人、女性150人)。調査時期は11月25日から26日。
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