インタビュー
» 2008年12月13日 11時25分 UPDATE

嶋田淑之の「この人に逢いたい!」:日本人はきっと、ハワイの地ビールを好きになる――禎・アレン・ゴードンさん(後編) (2/4)

[嶋田淑之,Business Media 誠]

 なるほど、説得力のある意見だ。最近、若い女性を見ていても、(ラガー)ビールをそれほど好まない人が多い。飲み会で男性陣がビールを何杯も飲んでいても、それに同調する女性はまれ。乾杯時の1杯だけ付き合って、あとは別のお酒を飲んでいる人が多い。

 「ですから、これは私の提案ですが、お店で出す場合はカクテル感覚で飲めるようにすることも良いのではないでしょうか。細長いグラスに注ぐのではなく、平たいグラスに注ぎ、氷を入れ、お花をあしらうんですよ」

ay_gordon03.jpgay_gordon05.jpg インタビューを行った東京・お台場のハワイアンレストラン「Kula」では、カクテルのようなビールの出し方も提案

豊穣なるハワイ・コナビールの世界とは

 コナビールは、ハワイを訪れた日本人観光客、特に女性に人気はあるのだろうか?「広く飲まれていますよ。ラインアップをご紹介しましょう」

 ゴードンさんはそう言って、コナビールの主要な5つのビールを机に並べてくれた。いずれもコナ・ブルーイング・カンパニー(Kona Brewing Co.)の商品だ。

商品名 特徴
WAILUA(ワイルア) パッションフルーツ系の軽めのビール
BIGWAVE(ビッグウエーブ) フルーティで甘めなので、女性に人気
LONGBOARD(ロングボード) 男性的で、ロコ(ハワイローカル)の間では、強壮効果も噂される
FIRE ROCK(ファイアーロック) ハワイアンスタイルのエールタイプ
PIPELINE PORTER(パイプラインポーター) ハワイ島名産のコナコーヒーを入れて醸造発酵させた黒ビール
ay_gordon04.jpg コナビールのいろいろ。左からロングボード、ビッグウエーブ、ファイアーロック
ay_gordon06.jpg 黒ビール・パイプラインポーターには、ハワイ島コナの名産であるコナコーヒーが使われている

 好みは人それぞれだが、筆者はやはり、この5種を飲み比べると、パイプラインポーターに強く惹かれる。「パイプラインポーターの場合、醸造発酵させる前に、1バレル当たり1パウンドのコナコーヒーを入れるのです。この商品は3〜4年前に開発されたもので、ハワイ各所のABCストアで高い人気を誇っています」

 筆者はもともとベルギービールが好きで、「ロッシュフォール10」など日本で販売されていない商品をわざわざ代理店経由で購入するほどなのだが、今回初めて口にしたコナコーヒービールによって、まったく未知の、豊穣な世界に出逢えた気分である。

 「嶋田さん! 驚かないでください。来年、新製品が出るんです。何だと思いますか?」

 ゴードンさんはほほ笑んだ。「マカデミアナッツのビールなんですよ」「マカデミアナッツビール!?」――一体、どんな味がするビールなのだろう。“呑み助”の悲しい性(さが)か、話を聞いただけでワクワクしてしまう。

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