調査リポート
» 2008年12月10日 14時10分 UPDATE

仕事の喜びにつながるポイントは? 上司からの評価よりも能力発揮

働く人は、どんなことを“仕事の喜び”と考えているのだろうか。ネットマイルの調査によると「自分の能力発揮」が最も多かったが、逆に最も少なかったのは「上司、同僚から高く評価されている」という結果となった。

[Business Media 誠]

 働く人にとって、仕事の喜びのポイントは「能力発揮」(81.6%)、「経済的安定」(79.8%)、「顧客満足」(78.1%)であることが、ネットマイルの調べで分かった。同社が2007年10月に実施した調査では「経済的安定」が65.3%でトップ、次いで「顧客満足」(61.6%)。今回の調査で1位だった「能力発揮」(53.7%から81.6%)は回答率が大幅に高まったほか、「顧客満足」は昨年に引き続き上位を維持しており、「仕事の喜びを語る上で切り離せない項目であるといえそうだ」(ネットマイル)

 一方、仕事の喜びにつながるポイントで低かったのは「上司、同僚から高く評価されている」(50.6%)、「家族や知人から認められている」(51.3%)、「企業活動を通じて社会に貢献している」(52.1%)と、いずれも5割ほどにとどまった。

yd_work.jpg 現在感じている仕事の喜びとは何か? (出典:ネットマイル)

 顧客満足を仕事の喜びと考える人が多い職種は「販売職(小売店主、販売店員、外交員など)」(92.2%)が最も多く、次いで「会社経営者・役員」(90.8%)、「営業職」(90.2%)。一方、顧客満足を喜びと感じていないのは「現業職(大工、修理工、生産工程作業員など)」(12.3%)、「派遣社員」(8.0%)、「公務員」(7.9%)という結果に。

 同社が2006年、2007年に実施した調査と比べると、「販売職」「会社経営者」「営業職」は顧客満足を仕事の喜びと考えているが、「現業職」「公務員」「事務職」は“そう思っていない”ようだ。

経済的安定を仕事の喜びと考えている人が多い職種

 経済的安定を仕事の喜びと考えている人が多い職種は何だろうか。最も多かったのは「管理職(課長以上の公務員または会社員)」で82.4%、以下「事務職」(81.0%)、「販売職」(80.9%)と続いた。逆に“そう思わない”と答えた人が多かった職種は「現業職」(8.6%)、「派遣社員」(6.8%)、「サービス職(理美容師、ウエイトレス、タクシー運転手など)」(6.2%)。

 同社が実施した2006年、2007年の調査と比べると、経済的安定を仕事の喜びと考えている人が多い職種は「管理職」と「事務職」が継続して、上位にランクイン。また「販売職」は、昨年までは“そう思わない”の回答率が高かったが、今回は“そう思う”の上位に入ったことから、「この1年間で経済的安定を仕事の喜びと考える人が増えているようだ」(ネットマイル)としている。

yd_work1.jpg 経済的安定を仕事の喜びと感じている人が多い職種(出典:ネットマイル)

 インターネットによる調査で、全国の会社(自営を除く)で働いている5635人(男性66.3%、女性33.7%)が回答した。年代は20代が21.4%、30代が30.9%、40代が23.4%、50代が15.2%、60代以上が9.1%。調査期間は11月7日から11月17日まで。

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