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» 2008年12月02日 19時27分 UPDATE

3倍の力で走行する電動ハイブリッド自転車「eneloop bike」、その実力とは?

三洋電機は、ペダルをこぐ力の3倍で走れる「eneloop bike(エネループ バイク)」を2009年2月上旬に発売すると発表。実際に筆者が乗ってみると、その加速感は想像以上だった。

[堀内彰宏,Business Media 誠]

 三洋電機は12月1日、駆動補助率(アシスト比率)最大1:2※の電動ハイブリッド自転車「eneloop bike(エネループ バイク)」を2009年2月上旬に発売すると発表した。

※駆動補助率(アシスト比率)……人の力に対するモーターの力の比率。1:2だとペダルをこいだ力の3倍の力が出ることになる。

 12月1日に道路交通法施行規則が一部改正されたことにより、従来は1:1までだった電動ハイブリッド自転車のアシスト比率が1:2まで認められるようになった。エネループ バイクは、この新基準にいち早く対応したモデルだ。

ah_baisan.jpg eneloop bike(エネループ バイク)

こんなに楽にこげるの!?

 新基準に対応した電動ハイブリッド自転車は、どれだけ楽にこげるようになっているのだろうか。

 記者会見では三洋電機の女性社員が試乗した映像が紹介された。「きゃー、すごく(ペダルが)軽いー」とわざとらしく驚く女性社員の姿に会場は失笑ぎみだったが、会見後の試乗会で実際に乗ると、その言葉が嘘ではなかったことが分かった。

 筆者も乗ってみたが、まずこぎ出しから感触が違う。通常の自転車ではスピードに乗るまでペダルを強くこぎ続ける必要があるが、軽く踏むだけでスーっと前に進む。普通の自転車に慣れているからか、ペダルを強く踏み過ぎて、バランスを崩してしまう人もいた。

 ムダなものが大量に入った筆者の3キログラムほどの取材カバンを乗せて走っても重量感はまったく感じず、坂を上る際にも立ちこぎする必要はなく、坂が坂でないような感覚。ペダルを踏んだ時の加速感が想像以上で、逆に加速しすぎて制御できなくなるほどだった。

ah_enesaka.jpg 坂道もすいすい上れます

1充電で100キロメートル走行

 エネループ バイクではアシスト比率を最大1:2にしただけでなく、ブレーキが働く際に発電して充電できる「ループチャージ」機能も導入。平地で省エネ走行、下り坂では充電走行と自動で切り替えられる「オートモード」にすると、1回の充電(約3.5時間)で100キロメートル走ることができるという。

 エネループ バイクのカラーはホワイト、ダークブルー、ダークグリーン、ブラックの4色。価格は13万6290円(税込)。

仕様 詳細
品番 CY-SPA226(W)/(L)/(G)/(K)
車輪径 26型
電動機 直流ブラシレスモーター/出力250ワット
変速機 内装3段変速
前照灯 高輝度4灯白色LED (バッテリーライト)
テールライト 高輝度3灯赤色LED (ブレーキランプ機能付)
アシストモード(3段切替) 標準/パワーアップ/オート
走行距離 57キロメートル(充電走行なし)、75キロメートル (下り坂ブレーキ充電走行時)、100キロメートル(オートモード時)
バッテリー リチウムイオン電池 (Li-ion電池) 25.2V−5.7Ah
充電時間 約3.5時間 (専用充電器使用時)
充電器消費電力 約67ワット
電源スイッチ 手元パネルスイッチ (オートパワーオフ機能つき)
ブレーキ 前輪:サイドプルキャリパー (デュアルピボット式)、後輪:ローラーブレーキ
タイヤサイズ 26×1・3/8
外形寸法(ミリメートル) 全長1850×全幅570、サドル高さ750〜930
製品質量 約22.8キログラム

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