調査リポート
» 2008年12月01日 20時06分 UPDATE

HIVの検査受けたことがある――20代で11.9%

[Business Media 誠]
yd_hiv.jpg 神奈川県のHIV感染者の推移(出典:神奈川県臨床衛星検査技師会)

 12月1日は国連が提唱する「世界エイズデー」。エイズのまん延防止や患者、感染者に対する差別・偏見をなくすために各地でイベントなどが開かれたが、HIV(エイズウイルス)検査を受けたことがある人はどのくらいいるのだろうか。

 関東5都県に在住する人でHIV検査を受けたことがある、という人は23.3%であることが、神奈川県臨床衛星検査技師会の調べで分かった。厚生労働省の調査によると、現在のHIV感染者は増加傾向にある。感染者は20代〜30代が全体の約6割を占めており、累計の感染者・患者数(1985年の統計データ開始以降)は2008年9月末に1万5000人を突破している。

 神奈川県臨床衛星検査技師会の調査によると、最もHIV検査を受けている割合が高いのは30代で29.4%。一方、40代では23.4%、20代では11.9%にとどまった。20代のHIV感染者は全体の約30%を占めている中、「20代のHIVに対する危機意識の低さが浮き彫りになった」(神奈川県臨床衛星検査技師会)としている。

 都県別で見ると、最もHIV検査を受けているのは千葉県で30.8%、逆に最も割合が低かったのは神奈川県で15.4%。同じ関東圏内でも検査率に2倍もの開きがあった。

yd_hiv1.jpg HIV検査を受けたことがありますか? (出典:神奈川県臨床衛星検査技師会)

 インターネットによる調査で、関東5都県(東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城)に在住する男女520人が回答した。調査時期は11月。

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