マナーモード? 電源オフ? 映画館での携帯電話

» 2008年12月01日 12時47分 公開
[Business Media 誠]

 シネマコンプレックスが相次いでオープンするなど、映画館を取り巻く状況は変化しているが、観客の意識や動向にどのような傾向があるのだろうか。

 今年1年、映画館で映画を見たという人は50.7%。20〜40代の年代別で見ると、若い層ほど映画館に足を運んでいることが、アイシェアの調べで分かった。また男女別で見ると、男性が42.5%だったのに対し、女性は60.7%と20ポイント近く多かった。

 今年、映画館で映画を見たという人に、一緒に行った人を聞いたところ「恋人・配偶者」が42.4%で最も多かった。次いで「1人」(39.0%)、「親」(26.3%)、「同性の友人」(22.0%)、「親以外の家族」(20.5%)、「異性の友人」(9.3%)という結果となった。1人で映画を見に行くという人は、20〜30代の女性が多く「1人でじっくり映画館で映画を見ることも少なくないようだ」(アイシェア)としている。

誰と映画館に行きましたか? (出典:アイシェア)

 上映中に携帯電話の着信音などが聞こえてくることもあるが、電源を切っている人はどのくらいいるのだろうか。携帯電話の電源について「マナーモードにしている」が51.2%、「電源を切っている」が47.8%でほぼ同じ。男女別で見ると、男性の59.6%がマナーモードにしているのに対し、女性では55.0%が電源を切っていると回答。ただ、上映中に携帯電話の着信音が鳴ってしまった経験がある人は3.4%ほどいたことから、「電源を切ったりマナーモードに切り替えたりするのをうっかり忘れてしまう可能性も否定できない」(アイシェア)。

 また初デートの場所を聞いたところ、「映画館」が16.6%でトップ。以下「公園」(15.8%)、「喫茶店」(12.9%)、「遊園地」(8.7%)、「水族館」(4.5%)と続いた。

 インターネットによる調査で、20〜40代の男女404人(男性54.7%、女性45.3%)が回答した。調査期間は11月12日から11月14日まで。

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