新築VS.中古はどちらが合理的?――住居スタイルで比べてみる4−2.住まいの選択、完全理解!(2/2 ページ)

» 2008年10月27日 12時21分 公開
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「自分に必要な設備とは?」を考えることがポイント

 新築は、物件価格が高い分、最新設備・機能を入居後すぐに使うことができます。また、中古に比べて維持費やリフォーム代がかさまない上、近年のマンションは建設当初から修繕計画がしっかりと立てられているものが多いのも特徴です。

 さらに新築マンションでは、近年の社会状況を反映して、オートロックや24時間有人管理など「セキュリティ」に関する施設が、今後ますます充実していく傾向にあります。次いで、人気の高い施設の1つとして、全戸敷地内駐車場付きが好評です。駐車場内に洗車施設があるものや、運転手以外の人が乗り降りできるエントランス内に屋根付きの車寄せがあるものまで登場しています。

 一方、中古では、設備面や防犯面で新築よりも劣ってしまう点を配慮し、キッチンや浴槽などさまざまな部分に最新の設備を取り付け、玄関ドアにはダブルロック、ディンプルキー、窓には防犯センサーなどを備えたリノベーション物件も注目を集めています。

 図面上のイメージと完成後の仕上がりに差が出やすい新築物件に比べて、物件の下見が可能な中古・リノベーション物件なら、自分が住んだときのイメージがしやすく、予算をさらにかければ好みの住空間を作ることができ、自由度が高いのが魅力です。また、年を経たことにより趣を醸し出しているのは中古物件の良さでもあります。

 新築と中古の比較・検討のひとつとして、生活の快適さを左右する「設備」のチェックは絶対不可欠といっても過言ではありません。自分のライフスタイルを把握し、何が必要・不必要なのかを吟味することが大切です。

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