10月30日に窓口販売が始まる2009年用年賀はがき。2008年用年賀はがきの販売数は、36億260万枚と2007年を0.2%下回った(外部リンク)。年賀はがきの代わりに年賀メールを送る動きも出てきているが、年賀はがきの人気は落ちているのだろうか。
アイシェアの調査によると、2008年の年賀はがきや年賀メールを「出した」人は72.2%だった。年代別にみると30代以上で「出した」は70%を超えているが、20代では52.8%にとどまった。
年賀はがきや年賀メールを出した人に、どちらを出したか聞くと、「はがきのみ」が48.4%、「はがきとメールも両方」が46.4%、メールのみは5.3%だった。「はがきのみ」と「はがきとメールも両方」を足すと30代以上では90%を超えるのに対して、20代では78.6%にとどまっている。
2009年はどうする予定なのだろうか。2009年の年賀はがきや年賀メールを「出す(「必ず出す」+「おそらく出す」)」人は76.9%。年代が下になるにつれて「出す」人は減少している(40代82.6%、30代77.1%、20代58.5%)。
「出す」と回答した人に年賀はがきと年賀メール、どちらを出す予定かを聞くと、「はがきもメールも両方」が47.8%、「はがきのみ」が46.0%、「メールのみ」が6.2%。「はがきのみ」と「はがきとメールも両方」を足した割合は93.8%だが、20代では77.4%と低かった。
20代では年賀はがきを出さなくなっているようだが、もらってもうれしくないものとなったのだろうか。
年賀はがきをもらって「うれしい(「非常にうれしい」+「どちらかといえばうれしい」)」人は83.3%だったのに対し、年賀メールをもらって「うれしい(「非常にうれしい」+「どちらかといえばうれしい」)」人は73.2%だった。また、20代でも年賀はがきをもらって「うれしい」人は81.1%とほかの年代とそれほど変わらなかった。「メール全盛の現在においても、年始にもらってうれしいのは年賀はがきのようだ」(アイシェア)。
携帯電話による調査で、対象は男女421人(男性55.6%、女性44.4%)。調査時期は10月10日から13日。
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