東京株式市場では10月8日、日経平均株価が前日比952.58円安(−9.38%)で取引を終えた。米国の金融不安を背景に7日のニューヨーク市場でダウ平均が508.39ドルと大幅安した流れを引き継ぎ、鉄鋼・海運を中心に幅広い銘柄が売り込まれた。
これは史上3位の下落率を記録したことになる(下げ幅では史上18番目)。ちなみに、日経平均株価の下落率ワースト10は右表の通りだ。
日経平均株価は1950年に算出を始めた(さかのぼって計算したため、1949年5月16日から記録は残っている)。下落率1位(1987年10月20日)は米国ブラックマンデー直後の取引日、2位(1953年3月5日)はソ連のスターリン首相重体の報道を受けての下落。今回の暴落はバブルが崩壊した1990年以後、最大の下落ということになる。
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