コンビニの利用金額、30代の男女で“開き”

» 2008年09月26日 11時19分 公開
[Business Media 誠]

 一部の商品では値下げに踏み切っているが、まだまだ定価販売が多いコンビニ。物価高などの影響で節約志向が高まっているが、消費者の利用状況に変化はあるのだろうか。

 コンビニを利用したときに支払う金額は、1回平均「706円」であることが、C-NEWS編集部の調べで分かった。同編集部が実施した2007年の調査に比べ、42円の減少。最も利用額が多かったのは30代女性の950円で、昨年の764円から186円の増加、逆に最も利用額が減ったのは30代男性の584円で、昨年の798円から214円減少した。

 またコンビニの利用頻度は1年前と比べ、どのように変化したのだろうか。利用頻度が「増えた」(9%)と「やや増えた」(18%)を合わせた割合は27%。ただ2007年の調査と比べ、10ポイント減少するなど、“コンビニ離れ”がうかがえた。

 インターネットによる調査で、15歳以上の男女1000人(男女500人ずつ)が回答した。調査期間は9月5日から9月7日まで。

コンビニを利用したときに支払う金額、1回の利用での平均(出典:C-NEWS編集部)

コンビニで何を買いますか?

 コンビニで買うことの多い商品(振込み、ATM、コピー、宅配便を除く)を聞いたところ、最も多かったのは「おにぎり」で59%。以下「ソフトドリンク」(56%)、「パン・サンドイッチ」(55%)、「お菓子、デザート」(45%)、「弁当・惣菜」(40%)という結果だった。「おにぎり」「パン・サンドイッチ」「酒」などは単身者の回答が多かったが、「お菓子・デザート」は家族と同居している人が上回った。

コンビニで買うことの多い商品(クリックしてすべてを表示、出典:C-NEWS編集部)

 コンビニを利用するときの支払い方法は、「現金」が82%でダントツ。次いで「電子マネー(カード)」、「電子マネー(おサイフケータイ)」(いずれも7%)。カードとおサイフケータイを合わせた「電子マネー」の割合は14%で、2007年の調査と変わらなかった。

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