年代によって違うカップめんの食べ方

» 2008年09月10日 13時44分 公開
[堀内彰宏,Business Media 誠]

 お湯を入れて3分待てば、アツアツのラーメンが食べられるカップめん。時間に追われる人にはありがたい人気商品だが、彼らはどのように利用しているのだろうか。

 アイシェアの調査によると、「カップめんを最もよく食べるのはいつか」と尋ねたところ、「昼食」が47.4%でトップ。「夜食」が17.5%、「間食」が14.7%、「夕食」が12.5%で続いた。

 年代別にみると、「昼食」と答えた人の割合は20代39.4%、30代49.1%、40代50.4%と年代が上がるに従って増えている一方、「夕食」と答えた人の割合は20代21.2%、30代13.6%、40代9.2%と減少している。アイシェアでは「独身・既婚者の別、健康に対する意識の違いなど考えられる要因はさまざまありそう」とコメントしている。

カップめんはいつ食べますか(出典:アイシェア)

お湯の代わりにハーブティーを入れる人も

 塩味からしょうゆ味、とんこつ味と何百種類も販売されているカップめん。カップめんを購入する人は、何を重視しているのだろうか。最も多かったのは、「味」で56.1%。以下、「価格」(23.8%)、「カロリー」(4.7%)、「量」(3.8%)が続いた。男女別に見ると、「味」は男性52.4%、女性60.5%と女性の方が高いのに対し、「価格」は男性27.2%、女性19.5%と男性の方が気にしているようだ。

 また、自分だけのちょっと変わった食べ方を尋ねると、卵やねぎ、もやしなどをトッピングする人、お湯を注いでから出来上がるまでの時間を調整して好みの固さに仕上げる人などさまざま。中には、残ったスープにご飯を入れて雑炊風にする人、生めんの替え玉を投入して2度味わう人、お湯の代わりにハーブティーを沸かして入れる人もいた。

 携帯電話による調査で、対象は男女464人(男性54.7%、女性45.3%)。調査期間は8月29日から9月1日。

カップめんを購入する時に重視する点(出典:アイシェア)

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