年齢より若く見られたい?――複雑なオトコ心

» 2008年08月25日 20時47分 公開
[堀内彰宏,Business Media 誠]

 若さは活力の象徴。とはいえ、スポーツをする時には華麗な動きで若さをアピールしたいかもしれないが、仕事では取引先にあなどられないためにも、年齢より上に見られたい時もあるだろう。

 NTTアドの調査によると、「普段まわりの人から何歳ぐらいに見られていると思いますか」と尋ねると、「実年齢より若く見られている(「10歳以上若く見られている」「6〜9歳ぐらい若く見られている」「1〜5歳くらい若く見られている」の合計)」と回答したのは男性で60.1%、女性で77.3%。男女ともに過半数が、実年齢より若く見られていると思っているようだ。

普段まわりの人から何歳ぐらいに見られていると思いますか(出典:NTTアド)

 「普段の生活で周りの人からどのように見られたいと思いますか」と聞くと、女性の71.1%は「常に若く見られたい」と回答。一方、男性は43.7%と、女性ほど若く見られたいと思っていないようだ。また、女性では「常に年上に見られたい」という人はいなかったが、男性では5.1%いた。

普段の生活で周りの人からどのように見られたいと思いますか(出典:NTTアド)

 「どれくらいの年齢に見られたいか」をシチュエーション別に尋ねると、男性の平均は1.3〜2.0歳、女性の平均は2.2〜3.6歳、実年齢より若く思われたいという結果が出た。特に、「趣味や習い事の場」「同窓会など学生時代の友人・知人の集まり」「話題の最新スポットでの買い物や食事の時」では男女ともに若いと思われたいようだ。一方で、「自宅で家族とくつろいでいる時」「親戚が集まる冠婚葬祭の場」のように身内といる場では、それほど若く思われなくてもいいようだ。

 インターネットによる調査で、首都圏の30代から50代の男女317人が対象。調査時期は7月3日から8日。

それぞれの場面で、集まる人からどれくらいの年齢に見られたいと思いますか(出典:NTTアド)

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