仕事に集中できない時間帯は?

» 2008年08月20日 14時16分 公開
[堀内彰宏,Business Media 誠]

 刻々と変化するビジネスシーンに対応するためには、仕事を効率的にこなすための集中力が重要となる。家庭を持つビジネスパーソンにとっても、家族サービスの時間を確保するためには集中して仕事を早く終わらせることが大切だろう。

 常盤薬品工業の調査によると、自分が集中力が高いと思っている人は71.9%※で、ほぼ4人に3人は自分の集中力が高いと思っていることが分かった。

※「自分のことを集中力が高いと思いますか」という質問に、「とても高い」「高い」「やや高い」と回答した比率の合算値。
あなたは自分のことを集中力が高いと思いますか(出典:常盤薬品工業)

 とはいえ、常に集中力を継続させることは難しい。集中できない時間帯について聞くと、「その時々によって異なる」が27.3%でトップ。以下、「13時〜14時」(26.8%)、「14〜15時」(25.3%)が続く。この結果について常盤薬品工業では、「ランチ後に眠くなり集中力が切れていると思われる」と分析している。

あなたが集中できない時間帯はどの時間ですか(出典:常盤薬品工業)

集中力を保つには休憩が大切?

 集中力が切れないようにビジネスパーソンはどんな工夫をしているのだろうか。「仕事に集中するために何をしていますか」と尋ねると、「休憩する」が37.5%で1位。以下、「目標を決める」(34.0%)、「ドリンクを飲む」(30.5%)、「運動やストレッチをする」(23.0%)、「ガムをかむ」(19.3%)が続く。「特に何もしていない」という人も14.3%いた。

 仕事に集中するための方法は性別や年代によって異なっており、20代女性では「ドリンクを飲む」が50%、30代男性では「顔を洗う」が24%を占めていた。化粧が落ちることが気になってか、女性で「顔を洗う」は4%だけだった。また、50代の男女では「目標を決める」が41%と高くなっている。

 インターネットによる調査で、対象は20〜50代の仕事を持つ男女400人。調査時期は7月11日から15日。

あなたは仕事に集中するために何をしていますか(出典:常盤薬品工業)

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